(改)JOJIのことみんな知ってくれ!

JOJIを日本に布教するための雑記だったのが、個人的な音楽のことも書きます

ピンクのお兄さん⇄ヒップホップ連想妄想ゲーム

新年明けましておめでとうございます。

浮気性のおばさんは最近Thundercatさん(ベーシスト、シンガー)に夢中です。

そして全世界的なJojiさん不足により海外のJojiさんファンも他の推しを見つけたり、毎日のように「Jojiさんが恋しい」「Jojiさんはどこに行ったんだ」などと呟き、全世界のファンが飢餓状態。

目新しいニュースといえば、新曲?の噂がリークされたくらいで、そのリーク内容もよくわからずじまい・・・。


新年一発目のネタはJojiさん関連にしなければ・・・という謎のプレッシャー(誰に頼まれても望まれても無いのに)により、ピンクのお兄さん時代のプロジェクトから感じずにはいられない2000年代のヒップホップの匂いを(超絶個人的な感想)おばさんなりに紐解いていきたいと思います。

や、連想ゲームみたいな。

連想か、おばさんの妄想か。

伝わるか不安です。


ピンクのお兄さんaka Pink Guyのプロジェクトですが、「セックス大好き」という問題曲にして大傑作を筆頭にお下劣で最低な内容なんですが、Jojiさんを知ってすぐにたどり着いたおばさんはそのラップスキルの高さと耳なじみのあるテイストにおったまげたわけです。


貪るようにピンクのお兄さん名義の曲を聴き漁って最初に抱いたざっくりとした感想は、

これ、D12っぽいな。っていう。

(D12はエミネムが加入していたグループ。サイドプロジェクトとも言っても過言では無い・・・ここら辺はググってね。)

Pink Guy名義に関してですが、

サイドプロジェクトのようでもあり、Joji名義の音楽活動への移行期間のように解釈できる感じ、

適度に力が抜けていて、中身の人であるGeorgeさんもインタビューで「Pink Guyの音楽は作っていて楽しい」と語っているように、内容のお下劣感はさておき、

そのラップスキルとビートメイカーとしての才能をビンビンに感じるんですよね。


で、現在33歳のおばさんは2000年代のヒップホップ ど真ん中世代。

(実際は引きこもりで、不登校児で全然ヒップホップを聞いているような層とはかけ離れたタイプでしたが、ヒップホップ大好きっ子だったんです。ちなみに、ヒップホップに目覚るときっかけとなった曲はNaughty By Nature のHip Hop Hooray でした。)

クラシックオブクラシック。


さて、

ピンクのお兄さんの楽曲に「中身の人のGeorgeさんってほんまは同い年くらいなの???」って混乱してしまうくらいに、2000年〜2010年頃のヒップホップの影響をばちばちに受けている感じが見受けられるんですよね・・・個人的に・・・全部が全部ではないし、あくまでも個人的な感想ですが・・・。


Pink Guy名義の曲を一通り聞いて、真っ先に連想した曲はコレ。


最近の若い子はD12知ってるのかな?エミネムは知ってるだろうけど・・・。

リリースは2004年の本曲。

ノリとか、ちょいおちゃらけてる感じ、力が抜けている感じとかがまず、これを連想させたんですね。

中身の人の生まれ年が1993年とされているので、当時7歳・・・リアルタイムで聞くには早熟すぎる。聴いてたのかな...?や、通ってきてないわけはない気がする。


まず。ピンクのお兄さんでビビったのはコレ。

ラップスキル高いな〜と思ったこの曲。


今や俳優の印象が強い?ワイスピでお馴染みの?

Ludacrisのこの曲が思い浮かんだんですね。


リュダクリスのラップって下ネタ満載だし、ノリが良いし、とにかくわかりやすい。

この点もピンクのお兄さんに通じるところがあるのでは無いでしょうか。

ちなみに本曲は2000年リリース、プロデュースはおなじみのファレル率いるThe Neptunes


南部を代表するラッパーの同時期デビューにはJojiさんファンにはお馴染みのLil Wayne御大がいますが、リュダクリスの方がこの時代を席捲していた印象。

まあLilWayne御大といえばコレ。

復習用に貼っておきますね。

 
あとラップのテイスト的に適度に力が抜けてる感じがLupe Fiascoっぽいなって感じがしました個人的に。

 

ちなみにJojiさんのquarantine playlistにはLudacrisのこの曲が入っていました。そらそやな。謎に納得。


お次はコレ。

「舐めたツラしてるけどお前酒飲んだことないやろ?俺は堺や、どこやお前尼崎か?自分のこと誰やと思ってんねん!」って言ってるのが、Jojiさんの声かな...?と思いつつ、

この曲のヤジっぽい声が差し込まれる感じ、

これを思い出しました。

(個人的には志村けんっぽいアアアアアアア〜ッみたいな声が入ってるのもむちゃ気になる。)

 

どんどん行きます。

次はコレ。

 

これを聞いた時に、真っ先に思い浮かんだのがコレ

なんとなくです。

 

そしてコレ

説明不要。モロにモロ。トリビュートソングと言っても過言ではない。

モロモロのモロ。

スヌープドギードッグやん。

 

ほぼ空耳?ですが、クラシックなヒップホップ好きの懐古厨(最近のヒップホップってオルタナなのか、ポップなのかなんなんだかわからない)

おばさんにとってもこんなわけわからん歌詞でも、なんか聞いてると落ち着くわけです。それで連想したのがコレ。


空耳やない、幻聴だって言われても良いよ。

おばさんはコレを連想したんだよ。

 

ちなみにインタビューで、

初めて夢中になったHIPHOPの曲として本曲をあげています。

当時はあまり英語が得意でなくて、意味がわからなかったけどすごくクールに感じたんだとか。

(本曲は2003年リリース。銃で撃たれて生還したラッパーとして話題になりました。ザックリ。や、コレは冗談でまじですごく話題になりました。50centの登場のインパクトすごかったんやで。)


ちなみにちなみに、Jojiさんのプレイリストに

この曲がありました。モロに影響受けてるんやろな、とプレイリストにこの曲があることに納得して一人ニヤニヤしました。

 

他にもコレ、コテコテにこういうのの影響受けてるんやろなあっていう曲のリンク貼っておきます。

改めて、ピンクのお兄さんの曲を聴き直すと

その多才さ、1つの表現方法、ジャンルにとらわれない中身の人であるGeorgeさんの凄さに気づくわけです。

あと、2000年代のヒップホップ の良さも、

もう一度若い世代にも味わっていただければと。

まじで雑な内容ですみません。


懐古しつつ、次に何をしでかすかわからないJojiさんの予測不能な魅力を再認識いただければ。


と言いながら、他の推し見つけちゃってるんですけどね。まじでブレブレ。


ブログ主のおばさんのオススメかつ、このテイストから影響受けてるんだろうな〜と妄想している5選。

 

ウクレレで歌う感じのピンクのお兄さんのテイスト、あれ?D12?って思ったこの曲を最後に置いておきますね。

 

今回は雑な内容ですみません。

そして2000年代のヒップホップサイコー。

一昔前のポップミュージックにJojiさんが反応する回をざっくり和訳!

今回は一昔前のポップミュージックのMVを見てJojiさんがそれに反応するリアクションビデオを和訳!

(良い反応してらっしゃる)

 

やあ、Jojiだよ。クラシックなポップのヒット曲のどれが僕のcosign(※注1)になるか、見ていくよ。

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僕にとって、ポップミュージックっていうのは、どこにでもあるものかな。

誰もがリズムにのれるし、なんていうか、

ある意味ではいろんな年齢層に一番刺さりやすいジャンルでもあるよね。

僕の音楽のジャンルをポップとは言いたくないけど、強いて言うのであれば、汚くて、もっとノイズが入った感じのポップって感じかな。

言うのであればね。

 


Crazy Town

“Butterfly”


この曲は知らないな。

これはSmash Mouthかな?

(これを聞いて笑うスタッフ)

ちょっと待って、Crazy Townかな?

Crazy Townを聴いたことがないんだよ。

まさに2000年って感じだね。

Fort Minorのちょっと前って感じかな

 

彼のタトゥーが飛んで行ったよ!

タトゥーはどこに行っちゃうんだよ!

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(飛んでいくタトゥー...)


2000年の曲だから僕らはわからないよ。

レジェンドはまだこっちの世界に降りてきてないし、

Bobby Shmurda(※注2)の帽子みたいにあのタトゥーがどこに行ったかなんてわからないよ。

(すぐボケるJojiさん)

曲はかっこいいと思うし、好きだよ。

なんで今まで聴いたことがなかったのかが不思議だな。

Fort Minorが出てくる前は、彼らが少なくともシーンを席巻してたよね

ロックラップって言うのかな、このサウンドをまた聴けてよかったよ。

Ed Hardy、ロックラップ、BMWの車、やってみようよ。(※注3)

 

Paula Abdul

”Opposites Attract”

 

この猫はAIみたいな感じ?

それともGorillaz(※注4)みたいな感じ?

この女の子がメイン?それとも猫がメイン?

女の子がメインね、OK。

この素敵な女性は誰?

Paula Abdulだとスタッフに教えてもらうJojiさん)

まじかよ!

僕を辱めてる?

まじかよ、彼女が綺麗だったからさ、

気づかなかったなんてバカみたいだよ。

やっちまったな。

何年もアメリカンアイドルを見ていたのはなんだったんだ・・・

多分この曲は聞いたことがないと思うな。

この猫はいいね、かなりクールだね。

彼の角刈りもかなりイケてるよ。

かなり面白いラップだね、僕もハマったよ。

彼は猫だけど、間違いなくやりきってたよ。


The Cardigans

”Love Fool”

 この曲は知っているよ。でも、この曲は好きじゃないな。

ちょっと陽気すぎるかな。

嫌なことが立て続けに起きた時は、僕はボサノバを聴くかな。

伝わるかな。でも、曲はかっこいいと思うよ。

ヤケクソになった時にこの曲は聴かないかな、

ヤケクソになった時にこの曲を聴く人は少なからずいると思うけど。

ビデオはかっこいいよね。

彼女はあの人みたいに見えるね、なんだっけかな、

シャーリーズ・セロンみたいだね。

彼女はボトルの中にいるのか、彼女がボトルの中にいる間に彼に見つけてもらえるまで、そのボトルが彼に届くのを待っているってこと?

こういう表現は、映画のロミオとジュリエットを彷彿とさせるよね、

それぞれの視点の残像から見せる感じ、安っぽいロマコメ映画って感じ。

”Hitch”(注6)の、その少し前の映画によくある表現だよね。


BOYZ II MEN

”Motownphilly”

僕はよくBoyz II Menを聴いていたんだよ。

でも彼らがどんな見た目なのかは知らなかったな。

彼らがクリスマスの曲を歌ったアカペラのアルバムがあるんだけど(※注7)

それはまじで最高だよ。

(Motownphilly が1991年リリースと聞いて)

1991年リリースね。いいね。この曲は大好きだよ。

もしこの格好で今の時代に戻ってきても、

何の問題もないよね。

みんなかっこいいじゃんってなって、さあ行こうぜってなるよ。

Ed Hardyとかさ、いや、それは別の話だったわ。

(さっきのCrazy Townの話をまた持ち出してボケるJojiさん)

Boyz II Menを僕はよく聴いていたんだけど、なんていうか・・・うまく言えないんだけど、

僕が持っていたアカペラのアルバムだとそれぞれの持ち味のハーモニーみたいなところがすごくよく表れていたんだよね。

そういうボーカリストとしての良さをそのアルバムから得たんだ。

もしBoyz II Menをボーイズバンドとするのであれば、

その才能はボーイズバンドではトップランクに位置すると思うし、誰もそれに異議を唱えないよ。

 

Britney Spears

”Everytime”

おー。ブリトニービッチだね。

まじかよ。

このミュージックビデオは見たことがないな。

ブリトニービッチね。

(なぜかブリトニービッチと、ブリトニーの語尾にビッチをつけるJojiさん。ディスっているのではなく、面白がってビッチってつけている感じですね。)

花瓶はダメだよ!

多分彼はブリトニーのマネージャーだね。

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(ボケずにいられないJojiさん。言った後に笑ってる。ミュージックビデオ一本見るのにもボケます。さすが関西出身。)

そんな風に当たっちゃいけないってわかってるだろ!頼むよ!

お互いに良いところがあるんだからさ、

そういうことをするなよ!

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(リアクション芸を見せるJojiさん、よくあるリアクションビデオみたいになってる。)

彼女は流血してる?

いや、違うな、あれは彼女のリストバンドだ。

いや、違う、彼女は流血してるよ!まじかよ!

あのグラスを投げるべきじゃなかったんだよ!

急にまじでダークな展開だな・・・

まじかよ・・・今までこのビデオを見たことがないから・・・

何で彼女はこんなことをしているんだ?

思春期の年頃のファンを怖がらせようとしてるのか?

何なんだよこれは!

これは良くないよ、ダークすぎる。

そして彼女は魂が抜けたんだな・・・

クッソ・・・どういうビデオなんだよこれは・・・。

 

Rick Astley

”Never Gonna Give You Up” 

あれ、僕はリックロール(※注8)されている?

多分、僕はリックロールされたね。

リックロールすることが人気で、みんながリックロールされていたときのことを覚えているよ。

みんな当時はこの曲は馬鹿げてるって思ってたよね。

でも、この曲はどの時代をとっても難しい曲じゃないかな。

多分、みんなこの曲を歌えるんじゃないかな。

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(There is no stranger to loveと歌い出すJojiさん)

みんな彼をどの時代でも通用する人当たりの良い白人の男の子、みたいにとらえているけど、それには同意するかな。

彼の動きを見てよ、恥ずかしがってもないし、

かっこつけようともしてないんだよね。

彼はただ少しこうやってしてるんだよ・・・

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(と動きを真似するJojiさん)

いたずらとかドッキリとかの文脈を除いた状態でこのビデオをもう一度見返すことができて、すごく良かったよ。

今、彼はソングライターなんだよね。

彼に連絡したいな。

いや、多分、彼に連絡したことが一度あるな、

これはジョークじゃないよ、本当だよ。

多分彼は、僕に連絡を返せないくらい忙しかったんだと思う。

(まじか・・・!Jojiさんの音楽の幅・・・!と驚きました。)

もう一回連絡してみるよ。

多分、このドゥドゥドゥドゥドゥ・・・っていう部分なんだよね

どの部分から始まったとしても耳障りじゃないんだよね。いらずらとか、ドッキリの文脈なしにこの曲を聴けばすごく良い曲なんだよ。

今の時代にこの曲がリリースされて、誰かが808(※注9)を足せばみんな好きになると思うよ。

わからないけどね。


(全ての曲を聴き終えて振り返るJojiさん)

 

Paula Abdul‘s のビデオは猫がかっこよかったよね。

Space Jam(注10)って感じだね。

Crazy townはちょっとイケてたかな・・・。

The cardigansは彼らの曲で唯一僕が聞いたことがある曲だね。

BOYZ II MENは間違いないよ。

聴けてよかったし、ビデオも見れてよかった。

Britney Spearsは好きだよ。

僕はブリトニーの曲を聴いてたし。

あのビデオは多分、例としては正解だったね。

若い頃はブリトニーの曲をいくつか聴いていたしね。

Toxicはまじで最高だからね。

もっとブリトニーに感謝すべきだよ、みんな。


この全てのビデオの中で僕のcosignを得るアーティストは、間違いなくブリトニービッチだね。

これがみんなが求めてた答えじゃないの?


最後に、

「僕は個人的には着ないけど、Ed Hardyが来年流行ると思うよ」って適当なことを言うJojiさん・・・

 

今回の和訳を通して、Jojiさんがリック・アストリーにコンタクトをとっていたことが驚きでした・・・意外なコラボをまた見せてくれる気がしてなりません・・・。

(胸騒ぎを感じました...リック・アストリーじゃないけど、昔ヒット飛ばしたアーティストとかを突然コラボに選びそう...)

 

注1:主にヒップポップの文脈で用いられる表現。あるアーティスト(通常はすでに商業的に成功しているアーティスト)が別のアーティスト(通常はまだブレイク前のアーティスト、売れてないアーティスト)を、その音楽、曲が好きだということを公言し、賞賛の言葉を送ることを指す。

この場合は、クラシックなポップミュージックのどれがJojiさんの心に刺さったか、みたいなことだと今回は解釈しました。

注2: Bobby ShmurdaというアーティストのMVで帽子が投げられるんですが、その投げられた帽子はどこに行ったんだ?というのが一時期インターネットミームで流行ったんです。それをJojiさんは引き合いに出してボケています。説明が難しいので、下記リンクの動画みてください笑。

(何がおもろいんかわからない...アメリカのミームの七不思議。)

注3:2000年代をまた取り戻そう、みたいな感じと解釈しました。ちなみに本曲は1999年リリース。ほぼ2000年ってことで。ちなみにFort Minorリンキン・パークのマイク・シノダの別プロジェクトです。

注4:バーチャル覆面音楽バンドのGorillaz

注5:Paula Abdulアメリカンアイドル(オーディション番組)の審査員をつとめていることで有名。

注6:ウィル・スミス主演のロマコメ映画

邦題は「最後の恋のはじめ方

(ロマコメは英語ではrom-comって言います。豆知識。)

注7:おそらくChristmas Interpretationsというアルバムのことを指している。

注8:Rickroll、Rickrolled=リックロールというアメリカで流行ったインターネット上のいたずら。2007年頃に流行。例えば、何かのリンクをクリックするとリック・アストリーの”Never gonna give you up”のMVが突然流れるといういたずら。本曲のあまりの古臭さ、ダサさとはかけ離れている、「セクシーなお姉さんの画像ここから見れます」みたいなリンクに仕組むのがすごく流行りました。これから派生して、他の同じように”ダサい”とされている曲をリンクに仕組むのも流行りましたね・・・ちなみにJojiさんはフィルシー・フランク時代に新しい動画をアップロードしたよ!というリンクを押すと、新しい動画には飛ばずに、ニッケルバックのMVが突然流れるといういたずらを仕掛けていました。くしくも、馴染みのあるいたずらと所縁のある曲ですね・・・

注9:ローランドのTR -808というドラムマシーンを使って音を足すこと。

注10:ルーニー・テューンズのアニメーションとマイケルジョーダンの実写を組み合わせた映画

In Tongues~Ballads1 ~Nectarに見る、ローコンテクスト、ハイコンテクスト論(後編)

さて、前回はIn Toungsの曲と最新アルバムの曲を個人的な解釈と飛躍した想像力で語りつくしましたが、

後編はBallads1の難解すぎる曲とNectarの難解すぎる曲を比較しつつ、ハイコンテクスト~ローコンテクスト要素への変化(個人的に考察した結果の変化です・・・)などを読み解いていきたいと思います!

 

さて、Jojiさんの真骨頂とも言えるハイコンテクスト要素を読み解く上でかかせないのがTest Drive

 

Ballads1の中でも最も難解ともいわれる曲・・・

(英語ネイティブのフォロワーさんでさえ、わからないとのこと・・・)

この曲に出てくる二人は付き合っていたのか、

ただ関係を持っていたのかわからないですが、

その相手に期待をしていないことを歌う曲・・・と解釈しました。

長く続く関係性=長距離運転(long drive)

短くすぐ終わる関係性=試運転(test drive)

と例えているのではないでしょうか。

 

さて和訳からどうぞ。

 

[Chorus]

She don't wanna tell lies (She don't wanna tell lies)

彼女は嘘をつきたくないんだ

She don't wanna tell lies (She don't wanna tell lies)

彼女は嘘をつきたくないんだ

She just wanna feel alive (She just wanna feel alive)

彼女はただ生きている実感が欲しいだけなんだ

She just wanted more time (She just wanted more time)

彼女はただもっと時間が欲しいだけなんだ

I'm looking for a long ride (Looking for a long ride)

僕はロングドライブを求めているのに

She just want a test drive (She just want a test drive)

彼女はただテストドライブを求めているんだ

Dying on the west side (Dying on the west side)

西海岸で死ぬんだ
I'll see you in the next life (See you in the next life)

次の人生で君に出会うよ

 


[Verse 1]

What do you want, babe? (What do you want, babe?)

ベイビー、君は何を求めているんだ?

I don't like when you taunt me (I don't like when you taunt me)

僕をからかうときの君は好きじゃないんだ

You've been calling the wrong name (Calling the wrong name)

君は正しくない名前で僕のことを呼んでいるんだ

I said what do you want, babe? (What do you want, babe?)

ベイビー、君は何を求めているんだ?って僕は言っているんだよ

I'm working on my aim (Working on my aim)

僕は自分の目標に向かっているんだよ

I'm hoping you do the same (Do the same)

君も同じであることを願うよ

You got me afraid again (Got me afraid again)

君はまた僕を怖がらせたね

So let me just pray again (So let me just pray again)

僕にもう一度祈りを捧げさせてよ

 


[Pre-Chorus]

You gon' jump through hoops

きっと君はなんでもする

(※jump through hoops=なんでもする、目的のためにはなんでもする、という意味。このフレーズを個人的に解釈すると、この曲で歌われている君(You)はドラッグに依存していて、ドラッグを得るためにはなんでもする、とい意味なのかな・・・と解釈しました。破滅的な人とお付き合いしていたのでしょうか・・・)

Know how many lines you'll do

君がどれだけの「line」をやるかわかってるんだ

(※line=1オンスのコデイン咳止めシロップの意。ドラッグの一種)

Won't matter when you lose

君がいつ我を失っても構わないよ

Everything I've done for you

君にできることは全部やったんだ

 

 

[Chorus]

She don't wanna tell lies (She don't wanna tell lies)

彼女は嘘をつきたくないんだ

She don't wanna tell lies (She don't wanna tell lies)

彼女は嘘をつきたくないんだ

She just wanna feel alive (She just wanna feel alive)

彼女はただ生きている実感が欲しいだけなんだ

She just wanted more time (She just wanted more time)

彼女はただもっと時間が欲しいだけなんだ

I'm looking for a long ride (Looking for a long ride)

僕はロングドライブを求めているのに

She just want a test drive (What do you want, babe?)

彼女はただテストドライブを求めているんだ

 (君は何を求めているんだ?)

Dying on the west side (What do you want, babe?)

西海岸で死ぬんだ(君は何を求めているんだ?)
I'll see you in the next life(What do you want, babe?)

次の人生で君に出会うよ(君は何を求めているんだ?)

 

[Verse 2]
Waiting on a sacrificial life

献身的な人生を待っているんだ
Waiting on the ones who didn't fight

君が向き合ってこなかったそれを待っているんだ
I told you not to waste my fucking time

僕の時間を無駄にしないでくれって言っただろ
I told you never sing that song, you lied

君が嘘をついたから、その歌はもう二度と歌わないって言っただろ

 

[Pre-Chorus]

You gon' jump through hoops

きっと君はなんでもする

Know how many lines you'll do

君がどれだけの「line」をやるかわかってるんだ

(※line=1オンスのコデイン咳止めシロップの意。ドラッグの一種)

Won't matter when you lose

君がいつ我を失っても構わないよ

Everything I've done for you

君にできることは全部やったんだ

[Chorus]

She don't wanna tell lies (She don't wanna tell lies)

彼女は嘘をつきたくないんだ

She don't wanna tell lies (She don't wanna tell lies)

彼女は嘘をつきたくないんだ

She just wanna feel alive (She just wanna feel alive)

彼女はただ生きている実感が欲しいだけなんだ

She just wanted more time (She just wanted more time)

彼女はただもっと時間が欲しいだけなんだ

I'm looking for a long ride (Looking for a long ride)

僕はロングドライブを求めているのに

She just want a test drive (She just want a test drive)

彼女はただテストドライブを求めているんだ

 (彼女はただテストドライブを求めているんだ)

Dying on the west side (Dying on the west side)

西海岸で死ぬんだ(西海岸で死ぬんだ)
I'll see you in the next life(See you in the next life)

次の人生で君に出会うよ(次の人生で君に出会うよ)

 

Ballads1でもIn Toungs でも、

運転(drive)で何かを例えたり、何かと西海岸(west side)を物語の舞台に取り入れがちなところは変わっていないな、と In toungues~Ballads1~Nectarを通して個人的に感じました。

例えば、

前編で取り上げた、Windowsでは運転で自殺をはかる?といったことを匂わせたり、pretty boyでは西海岸に住むセレブをからかったり、西海岸で死んで来世で会おうと、不穏なことを言ったり・・・

自身も制作のためにLAに住んでいるとのことですが、何か西海岸(LAのことを指してると解釈すると)での派手な生活や、有名になって自分の周りの環境が変わっていくことにしっくり来ていないのかと勝手に想像して心配になります。

住環境、周りの人間関係の変化、売れることで著名プロデューサーがプロデュースすることによる変化を、In toungues~Ballads1~Nectarを通して聴くとより感じられる気がするんです。

・In toungues 

ほぼ全曲Jojiさん作成ということもあり、じっとりと湿っぽい感じ、全体的にダーク

何かに例えたり、背景を想像させる、ハイコンテクストな要素が多め。

このジメジメした感じって日本の梅雨っぽい湿気な気がするのは私だけ?

・Ballads 1

In tounguesに比べれば、湿度が下がった感じ。カラっとしてきている。

直球なラブソング?のようなAttentionがあったかと思えば、ダークなバラードのSlow Dancing in The Darkはあったり、can't get over youの失恋ソングがあったりと、Test Driveのようなハイコンテクストな要素はありつつも、ローコンテクスト、ハイコンテクストの要素が入り混じっている感じ。あと尖ってる。No FunやYeah Rightとか、尖ってるな~というかプチ反抗期なのかな?と個人的にそう感じる。

 

・Nectar

Jojiさんも大人になり、有名になり、周りのノイズや人間関係や、有名になることで恋愛においてもうまくいかない要因が以前と変わってきたのかな・・・と思ってしまうような、ドキッとさせる、直接的な表現がアルバムの後半から増えていて、ハイコンテクスト/ローコンテクストからローコンテクスト要素強め、といった感じのグラデーションを、聴いていて感じました。最後のYour Manとか特に。

 

湿度を比較するとBallads 1の方がIn toungsよりカラッとしてるし、Nectarではもっとカラっとしてる。LAの気候のように。

拠点にする場所の変化がそうさせているのでしょうか・・・本人の成長だったり、周りの環境の変化もあるでしょうが・・・。

 あと、In ToungsもBallads1もそうですが、全体的に鬱々としていて、死の匂いが漂っていたのが、Nectarでは全体的に薄まった印象。

それでも鬱々とした感じも、死の匂いも若干はありますが。

(Attentionではまだ死ぬには若すぎると言ってみたり、Slow Dancing In The DarkではMVで血まみれになってみたり...セントジョーンズワート飲んで。とりあえず。お願いだから!っておばさん余計な心配しちゃいます。いつも。)

 

 そして、全体を通してみると、基本的なテーマは変わらないんですよね。

相変わらずラブソングはダークだし、

恋愛は大体うまくいってないし、

僕はふさわしくない、って自己評価低いし・・・

それでも3作品を通して聴くと、圧倒的に成長というか、大人の余裕を少し感じさせるほどに成熟してきたんだな・・・と勝手にグッときてしまいました。

(おばさん丸出し)

 

そんな大人の男に成熟してきたJojiさんも、ショービズ界にある程度毒されてるのかなと感じる・・・毒されつつも、その環境に対しての批判性を感じるこの曲を読み解いてみましょう。

 Nectarの中でも難解のMODUSを・・・。

 

[Verse 1]
Speed it up, slow it down

スピードアップしたり、スローダウンしたり
Need control, need it now

まさしく今、コントロールが必要なんだ
I need to live a thousand times

1000回生きなきゃいけないんだ
I cannot stop, I cannot cry

止まることも、泣くことも許されない
I will not fret, I will not die

思い悩んだり、死ぬこともないだろう
I am machine, I stay alive

僕は機械なんだ、生き続けるんだ
Sometimes I think, sometimes I think

たまに考えるんだ、たまに考えるんだ
Sometimes I think, sometimes I (Ooh)

たまに考えるんだ、たまに
I've got no aim, a million rounds, is nothing real?

目標がないんだ、何度も繰り返して、現実はどこにあるんだ?
A hundred pounds of heavy steel, it feels so loud

百ポンドの重い鉄が胸に縛り付けられて、

すごく気に触るんだよ
Tied to my chest, it feels so loud

すごく気に触るんだよ
I'll take a peek to across the peaks

ピークを越えるために盗み見るんだ
This grass is neat and I'm quite unique

この草は綺麗に手入れされていて、

そして僕はかなりユニークなんだ(注2)

But I'd like to be, but I'd like to be

でも僕はそうありたいんだ、そうありたいんだ

[Chorus]
And I hope this is the hardest part

これが僕たちにとって一番辛い時だと願うよ
We try, we try

僕たちにとって
And when they say they're satisfied

彼らが満たされたという時は嘘をついているんだ
They're lying, they're lying

嘘をついているんだ
Do forgive me, I've seen the treasure's in the bloom

僕を許してくれ、咲き誇る花の中に宝を見つけたんだ
But right now, I'm just not strong enough for you

でも今は、僕はただ君にふさわしくあるだけの強さがないんだ

[Verse 2]
Sorry, you can see it in my retina

すまないけど、君は僕の瞳を通してそれを見ているんだ

Focus in and out, I'm doing better

焦点を合わせたり、外したり、できる限りのことをしてるんだ
Artificial ghost with no perception

(何も感じない、何も見えない)

知覚を失った人工の亡霊なんだよ

I wanna be a Chevy, not a Sentra, uh (Yeah, yeah, yeah)

僕はシボレーになりたいんだ、セントラじゃなくてね(※注1)
I don't feel the way they programmed me to feel today

彼らが今日僕がそういう気分になるようにプログラムしたのとは違う気分なんだ
Some pieces falling from the waist up

上半身からぽろぽろと部品が落ちていくんだ
I'm so sorry for delays

遅れが生じていて申し訳ないよ
Just need one moment to erase

消去をするのに少し時間が欲しいだけなんだ
That burning pain before the rage

怒り狂う前の燃えるようなその痛み
I feel good, I feel good, I feel good (I fixed it)

いい気分だよ、いい気分だ、いい気分だ

(自分で持ち直したんだよ)

 [Chorus]

これが僕たちにとって一番辛い時だと願うよ
We try, we try

僕たちにとって
And when they say they're satisfied

彼らが満たされたという時は嘘をついているんだ
They're lying, they're lying

嘘をついているんだ
Do forgive me, I've seen the treasure's in the bloom

僕を許してくれ、咲き誇る花の中に宝を見つけたんだ
But right now, I'm just not strong enough for you

でも今は、僕はただ君にふさわしくあるだけの強さがないんだ

 

(※注1)草が丁寧に手入れされている=隣の芝は青いということにかけてるのでしょうか?こういう比喩表現や例えは私が知る限りでも調べた限りでもないので、Jojiさん独自の表現でしょうか・・・隣の芝はよく見えるけど、そんなものは関係なく、僕はユニークだから比較にもならないし、ユニークであり続けたい、ということでしょうか・・・難しい。

(※注2)

ここの部分の解釈に関して日産のセントラではなく、アメリカ産のシボレーになりたいというところに、Jojiさんのアイデンティティの複雑な感情を見てとれる気がしてなりません。日本人ではなく、アメリカ人になりたいのでしょうか。アメリカに長く住む中で、アイデンティティに何らかの変化や、アメリカ人であるほうが良いと思うこともあったのかな...と個人的に考察しました。

あとは、日産のセントラよりもシボレーのような強くて頑丈な男になりたい、というようにも解釈できますね...。

 

いや~和訳してもちょっとピンとこないですね。

自分を車に例えたりするあたり、想像力を必要とさせる感じが、Jojiさんの真骨頂とも言うべきハイコンテクスト要素を感じますね。

ただ、Test Driveと比べると直接的な表現が多いので、ハイコンテクストとローコンテクストのハイブリッドと言ったところでしょうか。

 

なかでも気になったのはコーラスの部分

 

And I hope this is the hardest part

これが僕たちにとって一番辛い時だと願うよ
We try, we try

僕たちにとって
And when they say they're satisfied

彼らが満たされたという時は嘘をついているんだ
They're lying, they're lying

嘘をついているんだ
Do forgive me, I've seen the treasure's in the bloom

僕を許してくれ、咲き誇る花の中に宝を見つけたんだ
But right now, I'm just not strong enough for you

でも今は、僕はただ君にふさわしくあるだけの強さがないんだ

 

忙しい制作の合間に恋におちたのでしょうか・・・咲き誇る花の中に宝を見つけたなんて言われれたら・・・ロマンチック・・・なんの困難かわからないですが、困難を乗り越えて・・・つらい時期を一緒に乗り越えたい・・・ふさわしくないなんて卑下することないよ・・・Jojiさんの足りない強さは私が補ってあげるよ・・・と妄想がはかどりまくりますね。

直接的な表現と、比喩表現が入り混じったコーラスの部分。最高ですね。

 

他の曲はコラボや、プロデュースが入っていることもあり、

ローコンテクストよりの歌詞が多い印象。

 

個人的に思うのは、Nectar以前とNectar後では、

ローコンテクスト文化圏のファンがぐっと増えたと思うんです。MODUSを除けば、比較的にどういう意味?という作品が減った気がするんです・・・Nectar以前はハイコンテクスト文化圏のファンが多かった気がしてならないんです・・・。

私はあいまいな表現や、いろんな想像をかきたてる歌詞だったり、ダークな歌詞に反する曲調とかが好きだったので、Nectarを聞いたときはその変化に困惑してしまって、受け入れるのに時間がかかりました。

 

アルバムの後半(Pretty Boy)からは、ローコンテクストな要素が強くなってきているきがするのですが、

その中でも今までのJojiさんにあまりなかったローコンテクスト要素しかない、

この曲でこの長々とつづった考察を〆たいと思います。

 

カミラ・カベロもお気に入りのこの曲

(カミラにハマるのもわかるわ~ローコンテクスト要素バリバリやもん~って個人的に思いました。)

 

 

[Intro]
Oh, oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh

[Chorus]
Have you ever loved? Would you go again?

君は愛されたことはあるの?また去っていくの?
Don't be down when it's over, baby, yeah

それが終わりを迎えたとしても落ち込まないでよ、ベイビー
I'll be your man, oh man

僕が君の男になるから

Have you ever loved? Would you go again?

君は愛されたことはあるの?また去っていくの?
Don't be down when it's over, baby, yeah

それが終わりを迎えたとしても落ち込まないでよ、ベイビー
I'll be your man, oh man

僕が君の男になるから

[Post-Chorus]
I'll be your man

僕が君の男になるから
I'll be your man

僕が君の男になるから

[Chorus]

Have you ever loved? Would you go again?

君は愛されたことはあるの?また去っていくの?
Don't be down when it's over, baby, yeah

それが終わりを迎えたとしても落ち込まないでよ、ベイビー
I'll be your man, oh man

僕が君の男になるから

[Post-Chorus]

I'll be your man

僕が君の男になるから
I'll be your man

僕が君の男になるから

[Bridge]
Oh, oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh, oh

[Chorus]

Have you ever loved? Would you go again?

君は愛されたことはあるの?また去っていくの?
Don't be down when it's over, baby, yeah

それが終わりを迎えたとしても落ち込まないでよ、ベイビー
I'll be your man, oh man

僕が君の男になるから



[Post-Chorus]
Oh, oh, oh, oh, oh (I'll be)
Oh, oh, oh (Your man)
Oh, oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh, oh (I'll be)
Oh, oh, oh (Your man)
Oh, oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh, oh

[Outro]

Have you ever loved? Would you go again?

君は愛されたことはあるの?また去っていくの?
Don't be down when it's over, baby, yeah

それが終わりを迎えたとしても落ち込まないでよ、ベイビー
I'll be your man, oh man

僕が君の男になるから

 

アルバムの終わりなのに、何かの始まりを感じさせる曲調に、ストレートでシンプルな歌詞・・・Jojiさんは次何をして我々を驚かせてくれるのでしょうか・・・。

 

 

 

In Tongues ~Ballads 1~Nectarに見る、ローコンテクスト、ハイコンテクスト論(前半)

ずっと書きたかった内容・・・!

Jojiさんのアルバムをリリース順に聴いて、ハッと気づいたこと、今までぼんやりと思っていたことがふとした瞬間に言語化できたような気がしたんですね。

それをブログに書こうと思っていたところ、某ドラゲナイのバンドさんのファンとドンパチしてしまったので、書くのが遅くなってしまいました・・・。

最近、個人的な趣味ダダ漏れの記事が続いておりますが、興味があったらちょっと読んでっていただけると嬉しいです・・・!

(や、純粋なJojiくんの記事しか興味ないねん。さっさと和訳しなはれという方はそっとブラウザを閉じていただけると・・・!)

 

今回はJojiさんのアルバムから読み解く、ローコンテクスト 、ハイコンテクスト論です!!

(超個人的な意見です。超個人的な見解、考察です。その点をご了承の上、読み進めていただけると・・・。)

 

JojiさんのNectarを聴いた1回目の感想は

「歌詞の世界観が変わっていて、戸惑ってしまって、受け入れられない」だったんです。

変化をすぐに受け入れられなくて、聴きこんで聴きこんでなんども咀嚼した後に、

あっこれってハイコンテクスト、ローコンテクストだな、と思ったら急にNectarの世界観をスッと受け入れられるようになったんです。

それまではずっとしっくり来ない感じでしたが。

私が個人的に思った、ハイコンテクスト〜ローコンテクストへの変化を感じた点を歌詞を元に読み解いていこうと思います。

 

さて、ハイコンテクスト、ローコンテクストの復習からです。

ハイコンテクスト文化

・価値観、感覚といったコンテクスト(文脈、背景)にコミュニケーションが大きく依存する文化を指す。

 

ローコンテクスト文化

・コミュニケーションがほぼ言語を通じて行われる。文法においても曖昧さがない文化を指す。端的に簡潔に文字通りに理解させ、理解する文化。含みのある言い方などはせずに、ストレートなコミュニケーションがよしとされる文化。

 

例えば、ハイコンテクスト文化の日本でよくあるのが、

・曖昧な表現で伝えたり、言葉に出さずとも空気を読んで察してくれる

といった、言葉の裏を読んだり、想像したりするのが典型的なハイコンテクスト文化と言われる日本のコミュニケーションであり、表現。

 

ハイコンテクストな要素が顕著に出てるのがやはり一作目のIn Tongues EP。

(ほぼ全曲Jojiさん作詞、作曲ということもあり、プロデュースやコラボによる人の手が入っていないところが、より本来のJojiさんのカラーがでている作品になっているのでは、と個人的に思っています。)

 

In Tonguesの中でもWill HeとWindowが顕著に表れているので、

個人的な解釈の和訳とともに読み解いていきたいと思います。

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まずWill Heの和訳から。

[Verse 1]
I got knots all up in my chest (Up in my chest, up in my chest)
ずっと僕の胸の中でひっかかっているんだ(胸の中で、胸の中で)
Just know, I'm trying my best (I'm trying my best)
わかっているんだ、自分の中で最善を尽くそうとしていることは
(最善を尽くそうとしているんだ)
'Cause when you look (When you look)
君が僕のことを見るその仕草も
When you laugh (When you laugh)
君が笑っているのも
When you smile (When you smile)
君の笑顔も
I'll bring you back (Bring you back)
君を取り戻したいんだ
And now I'm sad (Now I'm sad)
僕は悲しくて
And I'm a mess (And I'm a mess)
めちゃくちゃな気分なんだ
And now we high (Now we high)
僕らは激しく言いあって(※)
That's why I left (Why I left)
だから僕は君から去っていったんだ
That's why I left (Whoo)
だから僕は君から去っていったんだ
Will your tongue still remember the taste of my lips?
(My lips, my lips, my lips)
君の舌はまだ僕のキスの味を覚えているかな
Will your shadow remember the swing of my hips?
君の影は僕の腰の振りを覚えているかな
(My hips, my hips, my hips)
Will your lover caress you the way that I did?
君の新しい恋人は僕が君を大事にしたように、君を大事にしているかな
(I did, I did, I did)
Will you notice my charm if he slips up one bit?
君の新しい恋人が何かやらかしたとき、少しでも僕の良さに気づいてくれるかな
(One bit)
 
※ハイになる=激昂、感情が高ぶっている状態と訳しました。
最初、weed(マリファナ大麻)を吸ってハイになることを指しているのか?と思ったのですが、この場合は一緒にハイになっているとは考えづらいので、激しく喧嘩をしている、お互いに激昂しているシーンなのだと解釈しました。

[Chorus]
'Cause I don't need to know
そんなことなんて僕は知る必要もないんだ
I just wanna make sure you're okay (Okay)
ただ君が大丈夫だって知れたらいいんだ
I don't need to know
知る必要なんてないんだ
I just wanna make sure you're all safe
ただ君が無事(※)だって知れたらいいんだ
All safe, all safe
 君が無事なら、君が無事なら
※safe=新しい恋人が危害を加えるような、暴力的なタイプじゃないことを知りたい、と解釈しました。
 
[Verse 2]
Will he play you those songs just the way that I did?
僕がその曲をかけたように、君の新しい恋人もその曲をかけるのかな
(I did, I did, I did)
Will he play you so strong just the way that I did?
僕が君にきつく当たり散らかしたように、君の新しい恋人もきつく当たるのかな
(I did) Yeah, yeah, yeah, yeah
Will he treat you like shit just the way that I did?
僕が君をクソみたいに扱ったように、君の恋人もそう扱うのかな
(I did, I did, I did)
'Cause I don't blame you
君を責めてるわけじゃないんだよ

[Chorus]
'Cause I don't need to know
そんなことなんて僕は知る必要もないんだ
I just wanna make sure you're okay (Okay)
ただ君が大丈夫だって知れたらいいんだ
I don't need to know
知る必要なんてないんだ
I just wanna make sure you're all safe
ただ君が無事だって知れたらいいんだ
 
Jojiさんにハマってから聴いた曲の中で、この人はなんてクズで未練たらしい感情をこんな美しく、ドキッとする表現で歌詞を書ける人なんだ・・・ともっとも衝撃を受けた曲の一つです。
特にこの箇所。
 
Will your tongue still remember the taste of my lips?
君の舌はまだ僕のキスの味を覚えているかな
Will your shadow remember the swing of my hips?
君の影は僕の腰の振りを覚えているかな
 
直球すぎない、曖昧なセクシャルな描写がこんなに上手な人がいたでしょうか・・・
本当にこの箇所は衝撃でした。英語でこんなに叙情的な表現を見たことが私はありません・・・ハイコンテクストな表現を、英語で表現できるJojiさんの唯一無二な表現力を感じずにはいられません・・・。
 
ドキッとする表現だけども、その光景が目に浮かぶという・・・
歌詞から、別れてしまった男女のかつての関係性と、その相手の新しい恋人に嫉妬する情景や感情が想像できるところがまさしくハイコンテクストなのでは。
 
未練たらしく、元恋人のことを思いつつも自分をどこか正当化しつつも、あきらめさせようとする複雑な感情を読ませるこの歌詞・・・Jojiさん本人は「歌詞は自分のことを語っている伝記的なものじゃない」と言ってますが、「ほんとに・・・最高のクズかよ(褒めてます)」とぶつぶつ言いながらいつもこの曲を聴いています。
恋におちたら危ないタイプですね、絶対。(妄想)
こんなロマンチストなクズ、危ないよ。(と、言い聞かせる)
 
 
では、次の曲に行きましょう。

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 (まずは、曲だけを聴いていただこうかと。MV版では、曲とは違うMVのストーリー部分の音声が入っているので)
 
さて、Windowを解読するにあたって、避けられないこの曲の和訳から始めるとしましょう。
というのも、Windowという曲はTravis Scottの「Antidote」に影響された曲なのでは?と言われており、実際に聴き比べてみると絶対それやん!と思うほどにその影響を感じます。
 
 
この2曲と、この2曲の先に通じるあの曲を比較することで、
ハイコンテクスト、ローコンテクストの比較について読みといていきます・・・
(Antidoteに関しては、一部のみ和訳となります。)

 

[Chorus]
Don't you open up that window

その窓を開けるなよ

(※HotBoxingという密閉空間でマリファナを吸っている状況を表しているそう。なので、窓を開けるなと。)
out that antidote (Yeah)

解毒剤(マリファナの煙)を外に逃がすなよ

Travisにとってはドラッグをやる行為が解毒剤的な役割、ストレスから抜け出せる方法なのでは、という説が有力。)
Poppin' pills is all we know (Ooh)

ドラッグを乱用するなんて俺らからしたら当たり前
In the hills is all we know (Hollywood)

ハリウッドじゃ常識だよ
Don't go through the front door (Through the back)

正面出口から入ってくるなよ(裏口から入ってこい)

(※ドラッグの乱用は違法行為なので、摘発を警戒し裏口から入ってこいと言っている)
It's lowkey at the night show (Ooh)

夜のショーではテンションが低いんだよ

(※マリファナ(リラックス効果の高い品種を吸っている模様)を吸っているからテンションが低くて落ちついている、という解釈をしました。マリファナはざっくりいうと、ハイになる品種と、落ちついてまったりする品種があります。)
So, don't you open up that window (Ooh)

だから窓をあけるなって
Don't you let out that antidote, yeah

だから解毒剤(マリファナの煙)を外に逃がすなって

 

[Verse 1]
Party on a Sunday (That was fun)

日曜のパーティーだけど、あれは楽しかったな
Do it all again on Monday (One more time)

また月曜にもやろうぜ(もう一回な)
Spent a check on a weekend (Oh my God)

週末にちょっと金を使いすぎちゃったな(オーマイゴッド)
I might do it all again (That's boss shit)

また金をガンガン使わないといけないな(それがボスらしいってことなんだよ)
I just hit a three peat (Ooh)

俺は三連覇を成し遂げたんだよ(Ohh)
Fucked three hoes I met this week (Robert Horry)

っていうのも3人のアバズレとヤったってことなんだけど

(Robert Horryのようにな※三連覇を成し遂げているNBAプレイヤー、連夜3人の女性と寝ることを三連覇と言っていると解釈しました)
I don't do no old hoes (Oh, no, no)

歳とったアバズレとはヤらないんだよ(Oh,no,no)
My nigga, that's a no-no (Straight up)

それはマジでないぜ(言った通りマジでねーから)
She just want the coco(Cocaína)

彼女らはコカインが欲しいだけなんだよ(Cocaína)
I just want dinero (Paper hunt, where?)

俺は金がほしいだけなんだよ(※dinero=スペイン語でお金の意味)

(金はどこにいったんだよ、どこだよ?)
Who that at the front door? (Who that is?)

正面玄関にいるやつは誰なんだよ(誰だって言ってんだよ)
If it's the feds, oh, no, no, no (Don't let 'em in, shh)

捜査官だとしたらまずいぞ、マジでまずいぞ

(奴を入れるんじゃねえぞ、静かにしとけ)

 
さすがアメリカ〜という感じの内容ですね。
日本だったら絶対ありえない内容。過激で直接的、まさしくローコンテクスト文化の表現といった感じです。
(でも、この曲はTravis Scottの曲の中でも、本人の苦悩を歌った内省的な曲だって言われてるんですよね・・・マジで?)
では、この内容を踏まえながらもう一度Antidoteを聴いた後に、
Windowを聴いてみてください。
 
やっぱり、共通点というか、似通ったところを感じませんか・・・?
 
では、本題のWindowの和訳です。

www.youtube.com

※ちなみにこのMVの監督のBRTHRは、BUTTERFLY EFFECTという曲でTravis ScottのMVもディレクション済み・・・!

 [Intro]

I see nothing out the window, window

窓の外には何も見えないんだ
Nothing out the window

窓の外には何もないんだ
Watching all the leaves grow, leaves grow

木の葉が成長して、枯れていくのをながめるんだ 
Feels better in my dreams though, dreams though

夢の中よりかは幾分かましな気分だよ

[Verse]
And the sun will shine, no more

そしてもう太陽は輝かない

The sun will shine (antidote), no more

そしてもう太陽(antidote=解毒剤)は輝かない
I've been holding on, too long

僕はずっと持ちこたえているんだ
Holding on too

ずっと持ちこたえているんだ

 

[Pre-Chorus]
I know when the wind blows, wind blows

風が吹くのを感じられるんだ
Feels better in my dreams though, dreams though

夢の中よりかは幾分かましな気分だよ
I just wanna sleep forever

ただ僕はずっと眠り続けていたいんだ
Please just let me leave, forever

ただ僕をそっとしておいてくれ、永遠に

[Chorus]
I don't need an antidote, antidote

僕には解毒剤なんていらないんだ、解毒剤なんて
I don't need an antidote, antidote

僕には解毒剤なんていらないんだ、解毒剤なんて
I don't need an antidote, forever

僕には解毒剤なんていらないんだ、永遠に
(Forever, forever)

[Bridge]
We don't wanna drive slow, drive slow

僕らはゆっくり運転する必要なんてないんだ、ゆっくりなんて
Speed up with our eyes closed, eyes closed

目を閉じたままスピードを上げるだけなんだ、目を閉じたままで

[Outro]
Eyes closed, eyes closed
目を閉じたままで、目を閉じたままで
Head down, eyes closed
頭をさげて、目を閉じたままで
Ice cold, meltdown
体が冷たくなって、焼かれて溶けていくんだ
 
 
この曲を聴いたときに、この曲のテーマは「死、自殺」だと。
個人的にメンタルがやられているときに聞いてしまうと、精神が持っていかれます。
淡々としたリズムに乗せて、メロウに歌っているけども、「この人に何があったんだ・・・」と想像させていらぬ心配をさせてしまう感じ、言葉の裏の裏までも読ませるような歌詞、まさしくハイコンテクスト。

The sun will shine (antidote), no more

そしてもう太陽(antidote=解毒剤)は輝かない

聞こえるか聞こえないかくらいの声でAntidoteと言ってるんですよね・・・もう解毒剤が効かないほどに参っている、という意味なのか・・・とどんどん深読みをしてしまいます・・・。
その後さらにもう、Antidote(解毒剤)はいらないって言っている・・・
もう命を絶つから、解毒剤なんていらないよ・・・という感じでしょうか・・・。
 
さらに、よからぬ想像を働かせてしまう箇所はここ。 

[Bridge]
We don't wanna drive slow, drive slow

僕らはゆっくり運転する必要なんてないんだ、ゆっくりなんて
Speed up with our eyes closed, eyes closed

目を閉じたままスピードを上げるだけなんだ、目を閉じたままで

[Outro]
Eyes closed, eyes closed
目を閉じたままで、目を閉じたままで
Head down, eyes closed
頭をさげて、目を閉じたままで
Ice cold, meltdown
体が冷たくなって、焼かれて溶けていくんだ
 
スピードを上げて運転して、最後は死を迎えて、冷たくなった遺体は焼かれてメルトダウンしてしまう・・・ってこと?と私は解釈したのですが、本当に当時(2017年ごろ)のJojiさんが心配です。リアルタイムで知ってたら、滅入ってしまいそう。
実際にキャリア転換期で不安定な時期だっただろうし・・・。
 
ハリウッドというショービズ界の苦悩を歌ったTravisの曲を、Jojiさんのハイコンテクストな文脈で解釈したトリビュートソングがWindowなのかな、とあくまでも私の想像ですが。
そんなことを考えていると・・・
あれ、ハリウッドの派手な生活を皮肉ったあの曲が思い浮かんできますね・・・。
 
そうです。Nectar収録の『Pretty Boys』ですね。

[Chorus: Joji]

I'm a, I’m a, I'm a, I'm a, I’m a, I'm a (One, two, three, four)

(※この部分を日本語化するとタカトシの俺だ俺だ俺だ〜みたいになっちゃうので割愛です。)

I'm a pretty boy livin' on the West side

俺は西海岸に住んでるプリティーボーイなんだ

Livin' so loud, you could never hear me cry, nay-ay

派手で騒がしい暮らしをしていて、お前らは俺が泣いているのなんか聞いたことがないだろう

See no tears run down my eyes (Run down my eyes)

涙が俺の目からつたったことも無いよ

Oh, these hills, they burn so bright (They burn so bright)

このハリウッドの丘は、明るく燃え盛ってるな

(※毎夜、パーティーが行われていて派手なありさまを表現していると解釈)
Oh, these hills, they bring me life (Bring me life)

このハリウッドの丘が、この生活を成り立たせてくれてるんだ

(※ハリウッドのショービズ界に生きる、という意味だと解釈)
Oh, these hills, baby, oh, these hills, baby, mmm (I'm a, I'm a, I'm a, I’m a, I’m a, I'm a)

このハリウッドの丘がさ、ベイビー、このハリウッドの丘が、ベイビー

 

[Verse 1: Joji]

I’m a pretty boy livin' on the West side

俺は西海岸に住んでるプリティーボーイなんだ

Poppin' blue pills and sippin' on finest, nay-ay (Brrt)

最高級の酒で、ドラッグを流し込むんだ

(blue pills=ザナックスなどの抗うつ剤。ハリウッドのセレブ間での乱用が問題視されている)

No more fears and no more lies

恐れることも嘘をつくことも無いんだ
I tell myself to sleep at night (Sleep at night)

夜になったら寝ろよって自分に言い聞かせるんだ

(眠らずにパーティーを行うことに対する皮肉だと解釈)

Amongst these hills, baby (Oh, these hills, baby)

このハリウッドの丘に囲まれてさ、ベイビー

Amongst these hills, baby (I’m a, I'm a, I'm a, I'm a, I'm a, I'm a)

このハリウッドの丘に囲まれてさ、ベイビー

 

[Break: Joji]

Hey, hey, hey, hey

Hey, hey (Bitch), hey, hey (Suck my nuts)

ビッチ、俺の金玉をしゃぶれよ

(※Nectar発売時に一番ファンの間で話題になった歌詞です笑。JojiさんはNUTSという表現が好きすぎです。)

Hey, hey, hey, hey

Hey, hey, hey, hey

Hey, hey, hey, hey

Hey, hey, hey, hey

Hey, hey, hey, hey

Hey, hey, hey

 

[Verse 2: Lil Yachty]

Handsome young man, never pull up on time

時間に間に合ったことがない、ハンサムな若い男なんだ

Lookin' in the mirror, lookin' good should be a crime, crime

鏡で自分の姿を見て、犯罪級にかっこいいんじゃないかって、もはや犯罪なんじゃないかって

All this pain I'll never let show (No)

この痛みを見せたことなんてないんだよ

(整形の痛み?なのではと解釈。実際のMVでもフィラーでパンパンになった不自然な唇のプリティーボーイが登場します。)

My real thoughts, you'll never know (No)

俺の本心なんて誰も知ったこっちゃない

Never know (No, no), never know (No, no, no)

知ったこっちゃないんだよ

Handsome young man, never worried 'bout time

時間を気にしたことのない、ハンサムな男なんだ

Flexin' on the 'net, it's the same offline (Offline), ay-ay (Offline)

インターネットで見せびらかしてるけど、オフラインでも同じように自慢してる

(Flexin'=Flexing  見せびらかす、自慢の意味)

If I don't lead, where will they go?

俺がこの流行を牽引しなければ、みんなはどこに行くんだ?

They follow my every move

みんな俺のやること全てを真似するんだ

Every move (Every move), every move, every move (Every move)

やること全てさ、全てだよ、俺の全てを

 

[Chorus: Joji]

I'm a, I'm a, I'm a, I'm a, I'm a, I'm a (Goddamnit, nice shot)

(クッソー、いいショットだな!)

I'm a pretty boy livin' on the West side

俺は西海岸に住んでるプリティーボーイなんだ

Livin' so loud, you could never hear me cry, nay-ay

派手で騒がしい暮らしをしていて、お前らは俺が泣いているのなんか聞いたことがないだろう

See no tears run down my eyes (Run down my eyes)

涙が俺の目からつたったことも無いよ

Oh, these hills, they burn so bright (They burn so bright)

このハリウッドの丘は、明るく燃え盛ってるな

(※毎夜、パーティーが行われていて派手なありさまを表現していると解釈)
Oh, these hills, they bring me life (Bring me life)

このハリウッドの丘が、この生活を成り立たせてくれてるんだ

(※ハリウッドのショービズ界に生きる、という意味だと解釈)
Oh, these hills, baby, oh, these hills, baby, mmm (I'm a, I'm a, I'm a, I’m a, I’m a, I'm a)

このハリウッドの丘がさ、ベイビー、このハリウッドの丘が、ベイビー

 

個人的にはこの曲、リル・ヨッティの無駄遣いだな・・・って思ってたのですが、

ハイコンテクストな曲からトリビュートした(あくまでも私の解釈)曲を書いた、数年後にこういう、ど直球にハリウッドに住むセレブの生活をからかう曲を書くなんて・・・と思ってしまうのです。

キャリアも生活も2017年の当時から大きく変わったJojiさん、本人曰くセレブの派手な生活に興味がないとのことですが、やんちゃしたり、生活が荒れたり、人生立て直したりして激動の数年を過ごして、すっかり落ち着いた大人の男になったんですねえ・・・と想像を巡らせてしまってしんみりデス・・・。

 

Windowという一曲から飛躍してしまった感じもありますが、こうやって数年でハイコンテクストな解釈の曲からローコンテクスト文化を批判する曲を書くなんて・・・考察と想像が捗ります・・・! 

というわけで、前編はここまで!

次回までに、

Ballads 1を聴きこんで、書きたいことをたくさん、想像たっぷりで書きたいと思います!

 

2020ソング(個人的な)まとめ

どうもブログ主のおばさんです。

33歳、都内で働くごく普通の総務のおばさんです。

趣味はJOJIさんの記事を和訳すること、チートスを食べながらネトフリを見ることです。

どうも。皆様いかがお過ごしでしょうか?

みんな今年のプレイリストをまとめる時期かな〜と思ったらなんかSpotifyがそういう機能あるみたいで(りんごもあるようですが)りんごユーザーのおばさんは、Spotifyの画面をみんなが共有しているのを、友達が持っているおもちゃを羨ましがる小学生のように見ていました。

こんにちは。

ということで、

個人的なプレイリストと2020年に聴いた音楽の雑感です。

 

WE THE BEST MUSICCCCCCCCCCCCCCCC

(よう毎回毎回こんなこと言えるわ。DJ Khaledすごい。)

 

一発目はこれでしょ。ドレイク役にジャスティン・ビーバー使うなんて・・・MVにいくらお金かけてるの?2020年は経済も低迷した一年なのに、ここだけなんかパラレルワールドみたいですね。オッケーバブリーーーーーーーー。 

www.youtube.com

 

2曲目はコレ。

説明不要ですね。

個人的にはAmerica's Got Talentのこのパフォーマンスが好きです。

キラキラしてて、幸せな気持ちになる。BTSのスター性から受信できるセロトニン

ありがたや〜。浅草寺の煙のように浴びましょう。

 

3曲目も説明不要ですね。

曲のコンセプトとか内容からかけ離れたバズり方をしてしまった本曲で、長年の熱狂的なWeekndファンである私が苦手としてしまった曲でしたが、このパフォーマンス見てそんなの吹っ飛びました。やっぱりAbelはスター。バチコイ決めましたね。

ヘリで空撮している規模も、NYの夜景も、ライティングも全部最高。

so I hit the road in overdrive,baby

ここのアレンジ好き。このパフォーマンス圧巻です。みんな見て欲しい。

 

4曲目はこれ。

個人的にJojiさんにハマったきっかけとなった曲であり、曲よりも先にMVが気になったほどに映像の世界観が好きなMV。MV見てなかったら今だにJojiさんにハマっていなかったかも・・・というくらい印象的なMV。Jojiさんのインタビューによると「The Office」に影響を受けたMVなんだそう。不条理な感じとか、怒りを理不尽にぶつけてるのに、どこかユーモアがあって憎めない感じ、わからなくもない。

あとJojiさん演じるDr.Wallaceが可愛すぎる。続編はないんでしょうか・・・

 

5曲目

アンダーソン・パーク仕事早いな、というのがまずの感想。

今年の世相を反映する漢字ならぬ一曲。

MVには私の未来の旦那ことDumbfoundeadが出演してます。

(あとDominic Fikeも出てる。豪華なMV。)

 

 

6曲目

これも今年の世相の影響を感じる一曲。

www.youtube.com

それにしてもこの4人は才能ありまくり。

私が語るまでもないので、このインタビュー読んでください。

(このインタビューまじでいいインタビューなので読んでいただきたい・・・!) 

 

7曲目

これも世相を反映・・・うん大統領選・・・

蟹江さんのメンタルが心配です。大統領選出てみたり、泣いたり、グラミーのトロフィーに放尿したり、いろいろお騒がせだけど、曲はバチコーンかっこいいの作ってくる。天才。

しかも自分で、
You are talkin' to a presidential candidate

大統領候補に向かって言ってんのか?あん?

って自分で言っちゃってる。やっぱりメンタルが心配です。

個人的な蟹江さんの最高傑作はこれです。

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この時の方が今より、票集められたんじゃない?

 

8曲目

PRINCESS NOKIAの『I LIKE HIM」

個人的に大好きな曲で今年前半一番聴いたかも・・・くらい聴きました。

原曲ももちろん素晴らしいのですが、セリーヌのコレクション映像用に編曲されたバージョンが素晴らしすぎて・・・映像も素晴らしいし、セリーヌの春夏コレクションも眼福でしかないので、こっちのリンク貼っておきます。

セリーヌのコレクションに楽曲が使われるなんて・・・おったまげ〜〜でした。)

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PERFORMED BY PRINCESS NOKIA

“I LIKE HIM” (CELINE EXTENTED VERSION)

 

9曲目

来ました。Jack Harlow。ひっさびさに来ましたね。

ゴリゴリのヒップホップ過ぎない感じも今っぽい。

一気に2020年、スターダムを駆け上った気がします。

本人は白人だから、とか言われたくないって言ってる気概の良さも最高です。推せます。

この曲じゃなくて最新曲「Tyler Herro」で、

Five white boys but they not *NSYNC

「5人のホワイトボーイズだけど、インシンクじゃないよ」っていうリリックがあって、まじしびれました。

だめだ。好きすぎる。どっちも貼っておきます。

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このMVかわいい。さすがリリカルレモネードプレゼン。やり方がうまい。

おまけでこっちも。

 

10曲目

バズりまくった本曲。男の子だってプリティーって言っていいし、キラキラしてる感じ。ジェンダーの壁がどんどんなくなってきてるこの時代を汲んでいますね。

やはり音楽は時代を反映するのですな。

 

11曲目

Machine Gun Kelly今まで全然好きじゃなくて、エミネムに噛み付いている奴、くらいの印象しかなかったのですが、ポップ・パンクに転向してから一気に好きになりました。

っていうか、音楽の系統を変えてバチコーンってヒット飛ばすのムッチャかっこいい。こういうの一番かっこいい。ポップ・パンクの復興にも一躍かってるし。

公私ともにノリノリで脂乗ってて、勢いしか感じない。

MTVでのパフォーマンスが良すぎたので、MVじゃなくてこっち貼っておきますね。

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(とにかく高身長でスタイル良い、イケメンやな)

 

12曲目

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今年、「これはパネエ!」と思ったアーティスト。

Hollow Sinatraからは才能しか感じない・・・良い。

まだあまり情報が無いアーティストなんですが、注目してます。

 

13曲目

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綺麗事だけではこの混迷の世の中(大統領選とか、コロナとか)を変えられない、泥臭くDirtyにやっていかないといけないという、メッセージ性の強い一曲。メッセージ性の強さにも関わらず、曲は絶対ライブで

盛り上がる曲調。聴いたらマジでハマる。

 

14曲目

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NYの三兄弟からなるバンド。

これも癖になるメロディ。

個人的にクセになって聴きまくったので、プレイリストに入れました。

 

15曲目

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新型コロナウイルスパンデミックを受け、その影響や葛藤を歌った新曲。

これも世相を表す一曲ですね。MVもバズりまくりました。

(子供の頃、自分の部屋の天井に蓄光の星のステッカー貼りまくってたんですが、久しぶりにそれをしたくなりました。ノスタルジー。)

 

16曲目

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2020年個人的に一番悲しかったのは、Juice WRLDの死。

特にこの曲は歌詞がJuice WRLD自身のことについて歌っているということもあり、聴いてると苦しくなるのでリリース直後は流れてきたらスキップするということを繰り返してました。最近は個人的に死を受け入れられたのか、ちゃんと聴けるようになりました...涙なしで聴けません。

 

17曲目

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今年一番嬉し泣きをしたのは、JojiさんとDiplo兄さんのコラボ。多分、日本中の誰よりも早くJojiさんとDiplo兄さんのコラボを予想していた自信があります。(謎のドヤ。)

Nectarにおいて1番ガチっとハマったコラボなんじゃないでしょうか。なのにDiplo兄さんのスキャンダルにより、この名曲がNectarにおいてJojiさんファンの中で1番嫌われてる曲になるとは...作品に罪はありませんんんんんんんんッ!

(個人的にはこのMVの中でJojiさんが着用していたUFUのジャケットが欲しくて発売日を待っていたのに結局発売されず・・・ブランドのインスタからも削除され・・・幻の1着となり悲しみに今だにくれています。)

 

18曲目

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WAP。説明不要。

あと、JojiさんがちょろっとWAPのラップをインスタストーリーで披露して、変わらぬラップスキルの高さにファンは歓喜しました。願わくばJojiさんのラップ、もっと聴きたい...。

 (日本語字幕版が狂ってるのでそっち貼っておきます。まじでこの担当者の人の苦労を考えると夜も眠れません。よく和訳なさった・・・涙ながらに字幕を読めません。ダサーニに水のメーカーって注訳が付いているところも泣けます。)

19曲目

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ロザリアはなぜ男性アーティストと組むとこんなにもセンシュアルでセクシーで最高なんでしょうか。ソロも良いけど、男性アーティストとのコラボ、どれもバチッと決めてきてほんとにカッコいい。どのジャンルと組み合わせてもバチッと期待を超えてくる。すごいです。

個人的にはジェイムス・ブレイクとのコラボも大好きです。そっちも貼っておきます。

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20曲目

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今年1番のコラボ曲なんじゃないかっていうくらい好きなコラボ。

サム・スミスとBurna Boy???って思ったのを猛省するくらい素晴らしいコラボ。良いシナジー生まれマクリスティな一曲。ちなみにBurna Boyの誕生日にレコーディングがされたようでBurna Boyにとっても思い入れの強い曲なんだとか。最高です。

 

21曲目

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2019年のリリースですが、ハマるのが遅かったので2020のマイベストに・・・のちにJojiさんのQuarantineプレイリストに入っていることを知ってとても嬉しかったです。

(Kamikazeと悩んだんですが、こっちで。良い曲なんです。)

 

22曲目 

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日本で一番この曲を風呂場で歌ってる自信があります。歌詞はほぼほぼ覚えてます。カラオケで歌いたい・・・ちなみにMVが鬼ダサいです。最高にダサすぎて最高です。頑張って最後までみてください。もっとシュッとしたMV作れるくらいの世界的スターなのにベッタベタのダッサダサのストーリー展開で愛せます。

 

23曲目

さあどんどん行きましょう。

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個人的に今年はカントリーにもハマった一年でした。

カントリーミュージックシーンを語る上で欠かせないのはOrville Peck。最高です。カントリーは男らしくあるもの、男性優位主義的な風潮にも一石を投じる存在。(ゲイであることをカミングアウト済み。カミングアウト云々の話はあまり好きではないですが、カントリー界でカミングアウトするのは意味合いが大きい。)そして、目元しか明かさないミステリアスなイケメン。もう全てが最高です。MVにはノア・サイラスもカメオ出演

 

24曲目

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カントリーシーンを語る上で欠かせないのはLuke Combs。帰り道、夕日見ながらこの曲聴くと沁みます。仕事帰りに駅から家までの間に何度聴いたことか。

 

25曲目

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タミル系スイス人のシンガー。初めて聴いて即に彼女の歌声に恋に落ちました。

カントリー聴いておセンチになった後に、これでステップ踏みながら帰るのが個人的なマイベスト。帰り道にステップ踏んでいるおばさんが近所にいたら私です。不審者ですみません。

 

26曲目

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映像、曲、ルックス、一筋縄じゃいかないイケメン。全てのプロデュース能力が高くて(ガールフレンドと共同制作をしている模様)、音楽というジャンルに止まらなさそうな才能の幅の広さに、ノックダウンされたおばさんです。才能のある、癖の強いイケメン大好物です。

で、調べたらなんと名優ジョン・C・ライリーの息子だと判明。バビる。まさかの二世。しかもお父さんから想像できない。他の曲も、MVも全部個性的で最高です。

アメリカでも、ジョン・C・ライリーの息子がこんなホットだったなんて・・・!と話題になっていた模様。お父さん〜〜〜〜。

www.thecut.com

 

27曲目

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2019年リリースですが、ロングヒットとなった本曲。私も春から夏にかけてよく聴きました。軽快なサウンドなのに、歌詞は切ない。MVもかわいい。っていうか、LauvとAnne-Marieの声の感じ、最高です。最高でしかない。こういうコラボ、もっと見たいです。

(個人的にはLauvとConan Grayとのコラボとも悩みましたが、よく聴いたこっちで。)

 

28曲目

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Qurantineという言葉がアメリカで流行語大賞になった2020年。流行語大賞は嘘ですが、ほぼほぼ流行大賞ばりに2020もっとも使われた言葉なのでは。Qurantineという言葉がこんなに使われるコロナ流行前に歌詞に出てきているので、Audreyは予言していたのか・・・?と話題になったほど。個人的にはAudreyのラップパートが好きすぎるので、無駄に練習しました。これもカラオケで歌いたい。(絶対DAMに入らないやーつ。)

 

29曲目

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MVも曲もかわいいから見て。とにかくRei Amiにハマりまくった2020年でした。知ったのはSub Urbanきっかけなので、そっちも貼っておきますね。

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(この曲、1億回再生超えてるのすご・・・)

 

ついに30曲目・・・まだまだ続きます。

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私が今最も、この子、来るで・・・来るで・・・と思っているアーティスト。

声も、曲の感じも・・・。

ウィスパー系のキュートな声に、突然不穏に曲調が変わる感じ・・・全部全部が好きすぎて・・・彼女のインスタライブも欠かさず見ているのですが、ロック調の曲もいける、R&Bもイケる、ラップもイケる、マルチな才能を感じえずにいられないんです・・・またYoutubeのチャンネル登録者数210人(12月5日時点)、Spotifyの月間リスナー数1,079人(12月5日時点)なぜ・・・!もっと注目されてほしい。

 

31曲目

はい。来ました。みんな大好きConanくん。

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みんなの中のHeatherを探してね。

なんて良い曲なんでしょう。

 

32曲目

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個人的に今年前半一番聴いた曲。

lo-fi系好きなら絶対にハマる曲、と映像。

(ちなみにJojiさん知る前に今年最もハマったアーティスト。でも情報が少なすぎるんや・・・もっと注目されてほしい・・・!)

 

33曲目

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曲の印象とは違って、不思議系なMV・・・曲聴いた後にこのMV観てちょっと混乱しました・・・。MVは・・・うん。曲は大好きです。

 

34曲目

ジャスティン・ノヅカの声の美しさよ・・・

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お父さんが日本人のジャスティン、

インスタの投稿にお父さんが登場した時、あまりのそっくりさに衝撃を受けました・・・

本当にそっくりだからみんなインスタの過去の投稿を探してみてね。

 

35曲目

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最高。今年最も好きになったアーティストはreiくんかもしれない。や、Jojiさんやないんかいって、ツッコミが聞こえそうですが。Jojiさんは全てにおいて万能な才能を持っているところが好き。音楽的にはreiくんの方が好き・・・一途なファンじゃなくてすみません・・・。

Jojiさんを知って、reiくんを知れたことが2020年一番の収穫でした・・・ありがとうございます。

 

36曲目

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reiくん、keshi、Jojiさん共作の本作・・・全てがたまりません。

最高です。

聴けば聴くほど好きになる、味わい深い曲です。

 

37曲目

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Dominic Fikeのアルバム収録曲の中で一番好きな曲。

調べたらKENNY BEATSプロデュースで納得。KENNY BEATSにオルタナ系のエモソングをプロデュースさせたら間違いねえッ。

 

38曲目

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この曲聴いた後に、KENNY BEATSプロデュース曲だとKENNYのインスタストーリーで知って納得。やっぱエモソングプロデュースさせたらピカイチだよ〜〜〜。

Dominic Fikeの曲聴いた後に、Mr.Hollywood聴くと何かしらの共通点というか、プロデュースが同じなのが納得いただけるはず。聴き比べてほしいです。

 

39曲目

はい、2020年を象徴する曲ですね。

もう説明不要。

FUCK 2020ですね。2021に期待しましょう。期待しすぎない程度に。

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最後を飾るのはこの曲。

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この曲にどれだけ救われたか。友達に会えない悲しみを、会えた時の喜びに変えよう、そう思わせてくれる素晴らしい曲です。

多分、おばあちゃんになっても2020年って大変な年だったなって懐かしみながらこの曲を聴くと思う。

今年会えなかった、遠くに住む友達にこの曲のリンクを送りまくりました。

本当に素敵な曲なので、みんな聴いてね。

(2020.12.6 追記)

この素敵な曲の和訳をしてみました・・・

(あくまでも私の解釈の和訳なので、ご了承ください)

 

Intro]

I'm trapped in a bubble

僕は泡の中に閉じ込められているんだ

I'm having trouble Getting air

空気をうまく吸えないんだ

It's so unfair

そんな不公平なことってあるかな

You're over there

君はそこにいるのに

'Cause I just wanna hold you tight

ただ僕は君をきつく抱きしめたいだけなのに

And watch the clouds go by

そして、雲が通りすぎるのを君と見たいだけなのに

 

[Chorus]

When I see my friends again, I'll be okay

次に友達に会えるようになった時には、僕はきっと大丈夫だろう

When we get together next, we'll celebrate

次に僕らが会えるようになった時には、一緒に祝うんだ

When I see my friends again, I'll be okay

次に友達に会えるようになった時には、僕はきっと大丈夫だろう

When we get together next, we'll celebrate

次に僕らが会えるようになった時には、一緒に祝うんだ

 

[Verse]

How you been?

君はどうしてる?

Staying in, been forever

僕はここに永遠にいるような気分だよ

I'm feeling numb

僕は何も感じられないような気分だよ

And all I want, to be together

僕が望むのは、一緒にいることだけなんだ

Getting choked up

息が詰まりそうだよ

Dreamt that we could float up

僕らが浮かび上がることができた夢を見たんだ

I got my hopes up

希望が持てた気がしたんだ

But that was when I woke up

でも、その瞬間に僕は目覚めたんだ

 

[Bridge]

You know if there was any other way, I'd be over

他に方法があることを君が知っていたら、僕は終わっていただろう

We could all be laughing at your place

君の場所で僕らが皆、笑っていられたらな

But I'm stuck here at the window while it rains, 'til it's over

でも、雨が降っている間は僕は窓の外を眺めながら

閉じ込められているんだ、それが終わりを迎えるまで

Wish that I could make it go away

僕がそれをどこかに追いやることができたらいいのに

You know if there was any other way, I'd be over

他に方法があることを君が知っていたら、僕は終わっていただろう

We could all be laughing at your place

君の場所で僕らが皆、笑っていられたらな

But I'm stuck here at the window while it rains, 'til it's over

でも、雨が降っている間は僕は窓の外を眺めながら

閉じ込められているんだ、それが終わりを迎えるまで

Wish I could make it go away

僕がそれをどこかに追いやることができたらいいのに

 

[Chorus]

When I see my friends again, I'll be okay

次に友達に会えるようになった時には、僕はきっと大丈夫だろう

When we get together next, we'll celebrate

次に僕らが会えるようになった時には、一緒に祝うんだ

When I see my friends again, I'll be okay

次に友達に会えるようになった時には、僕はきっと大丈夫だろう

When we get together next, we'll celebrate

次に僕らが会えるようになった時には、一緒に祝うんだ

When I see my friends again, I'll be okay

次に友達に会えるようになった時には、僕はきっと大丈夫だろう

When we get together next, we'll celebrate

次に僕らが会えるようになった時には、一緒に祝うんだ

 

[Outro]

I'm trapped in a bubble

僕は泡の中に閉じ込められているんだ

I'm having trouble Getting air

空気をうまく吸えないんだ

 

 

さて2020年もほぼ終わり!

2021年どんな年になるんでしょうか・・・。

 

 

 

NIKI、セカオワとコラボするってよ

11月某日、私は88risingファン日本支部メンバーから衝撃的なことを聞く。

 

「NIKI、セカオワとコラボするってよ」

 

WTF!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

なんだと!と思ったと同時に、とんでもない嫌悪感が私を襲いました。

88risingが日本のアーティストとコラボするのはこれが初めてではなく、その過去の経験からすると嫌な予感しかありませんでした。

 

前回はGenerations from EXILE TRIBE、そして今回はセカオワときた。

 

FUCK LITERARY THIS IS END OF THE WORLDだと。

 

私はファンから攻撃されるのも百も承知で呟きました。

(インターネット邪馬台国時代からインターネットにいるおばさんなので、炎上上等。ドンパチ上等。案の定、即セカオワファンに捕捉され、ぼや程度ですが炎上しました。)

 

私がセカオワとNIKIのコラボを批判したことによって、NIKIのファンの品位が低いだの、ファン自らNIKIの印象を悪くしている、まだ聴いてもないのに文句言うな、などたくさん貴重なご意見をセカオワファンからいただきました。

 

そこで、私は確かな論拠もないのにセカオワはダサい、というのも正しくないので、捨て垢で攻撃してきたセカオワファンと対話を続け、最終的にセカオワのアルバムや曲をおすすめしてもらい、私もreiくんとかいいよ〜とおすすめできるくらいに和解できたことはとても良い経験になりました。

お互いの好きなアーティストへの愛、リスペクトを感じ、批判したことを反省しました。

批判したことは申し訳なく思っていますが、いまだに納得いっていないし、この一連の騒動は88risingの日本でのマーケティング、日本人アーティストが世界進出すること、いろんなことに思いを巡らせてしまったので、ブログで書かずにはいられませんでした。

あくまでも雑記です。興味のない方はそっとブラウザを閉じてください。

 

和解まで対話を続けてくれた、素敵なセカオワファンの捨て垢さん(すでにアカウント削除済み)からの対話で得たこと、オススメ頂いたアルバム全曲を聴いて思ったこと、新しいアルバム「Chameleon 」を聴いて思ったことを今回は持論と織り交ぜて書きたいと思います。

 

大前提として、私はセカオワはダサいと思っています。

それは音楽の好み、聴いていた音楽の歴史、諸々込めて、宗派が違いすぎる。

あと、本当に申し訳ないけど今もダサいと思ってます。

これは悪口というより、苦手なものは苦手だし、ダサいと思うものはダサいです。個人の意見です。

 

ただ、セカオワファンとドンパチする前にダサレベル98くらいダサいと思っていたセカオワですが、今はダサレベル48くらいのダサさかな、と認識は変わりました。

ただやっぱりダサいです。

あえてダサいと言わせてください。

ここですでに気分を害されている方は、このブラウザをそっと閉じてください。

 

なぜまだダサいと思うのか、これは日本のアーティストが海外で成功できないと私が考える理由(個人の見解です)と絡めて説明させていただきます。

 

あくまでも私個人の意見なので、NIKIや他のアーティストの品位を下げてると思わないでください。言論の自由がある国に住んでいるので、個人の意見は発言する権利があります。

私個人の意見、偏見としてご理解頂けると嬉しいです。

 

第1章

「なぜセカオワはダサいとブログ主が思っていたか」

・世界観がファンタジー過ぎる

・どうしても厨二感が否めない

・以前、英語詞の曲を聴いたことがあって、マジでダサいと思ったから

(ブログ主のおばさんは帰国子女で、完全ネイティブとは言いませんが、7割くらい英語ネイティヴなので、その英語歌詞の曲の歌詞の感じがまじダセエ、と思ってしまいました。これは言語の壁ですね。感覚的にこの英語詞ダセエ、こんな表現今使わねえし、みたいな。このポイントに関しては後ほど説明させていただきます。)

 

ブログ主は実は8年前くらい?何かのフェス(どのフェスか忘れた)でスターライトパレードを聴いたことがあり、その時はセカオワいいな、と思ったのをすごく覚えています。

ただ、ドラゲナイから猛烈な嫌悪感に襲われ、世界観や舞台演出が厨二過ぎる・・・と思ってしまったのです。

本当に申し訳ないけれども、私のテイストではないんです。私のテイストじゃない、英語詞がおかしくて受け入れられない、という2点からダサいと発言したことを反省します。個人の感情でダサい、と言ったことに関してはファンの皆様に謝罪させていただきます。

 

大変申し訳ございませんでした。

 

第2章

セカオワファンの方からアルバムをオススメいただく」

まず、セカオワはダセエと失礼なことを言った私と対話を続け、セカオワのおすすめアルバムなどを教えてくれた素晴らしいファンの方に心より感謝申し上げます。

そして、こんな素晴らしいファンがいるセカオワさんは幸せですね。

 

セカオワファンにおすすめいただいたアルバムはドラゲナイなどが収録されているアルバム(ファンの方曰く黄金時代のアルバム)ではないアルバムの方がおすすめだと、2つアルバムをおすすめいただきました。

そのすすめていただいたアルバムがこの2つ。

・Eye

・LIP

その2つのアルバムを聴いて思ったこと。

「やっぱりセカオワの深瀬さんってストーリーテラータイプだな」

ということです。

音よりも歌詞を聴かせる、歌詞というかその歌詞を書くに至った背景やサイドストーリーを語ることで、歌と歌詞から文脈を読ませる。

非常にハイコンテクストなタイプのミュージックだな、と。

音よりも歌詞を聴かせるタイプのアーティストだな、と。

 

EyeとLIPは2作が対になっている、同時発表のアルバムとのことですが

個人的なレビューを書かせていただくと

Eyeのダークな感じが、Sub Urbanっぽいなと。

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セカオワファンにSub Urban刺さるんじゃないかな、Eyeの方が好きなら絶対刺さる自信ある)

 

そしてポップな曲調のLIP、

その中の一曲であるYOKOHAMA blues聴いて、オザケンの影響も感じつつも、歌詞でここまで情景を想像させるのすごいな、と好きになりました。少しね。

渋谷の高層ビルで働きながら聴いているのに横浜の山下公園にいるような独特の潮風が香ってくるような気がするくらい、良い曲だと思いました。

(ただ、嬲り殺すという歌詞はちょっと・・・ここだけ受け入れられなかったです。こういう表現が厨二だと思っちゃうんです。ごめんなさい。すごくいい曲なのに勿体ない。)

 

この2つのアルバムを聴いて、聴く前にダサレベル98だと思っていたのがダサレベル48に下がりました。

 

素敵なセカオワファンがいなかったら、私はこんなにしっかり腰据えてセカオワを聴くこともなかっただろうし、マジクソダセエって一生、一方的にそう思っていたと思います。

改めて、素敵なセカオワファンの方に感謝申し上げます。

 

でも、なぜまだダサいと思っているか

ここからが長くなります。たくさん語ります。

 

第3章

「ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化から読み解くセカオワ

 

まずハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化の説明から。

 

ハイコンテクスト文化

・価値観、感覚といったコンテクスト(文脈、背景)にコミュニケーションが大きく依存する文化を指す。

 

ローコンテクスト文化

・コミュニケーションがほぼ言語を通じて行われる。文法においても曖昧さがない文化を指す。端的に簡潔に文字通りに理解させ、理解する文化。含みのある言い方などはせずに、ストレートなコミュニケーションがよしとされる文化。

 

世界の分布はこんな感じ。

(33歳事務職のおばさんが作成したスライドです)

f:id:SUSHIIJOJI:20201202162749j:image

アジア圏は圧倒的にハイコンテクスト文化です。

歌詞を聴かせる音楽性というのは日本のハイコンテクスト文化を象徴していると思うんですね。個人的に。背景とか文脈を曲から読ませる感じ。

 

YOKOHAMA bluesの歌詞から引用させていただくと

YOKOHAMA blues
潮の風に乗って
君の香水の香りがした気がして
振り返る君のいないこの街

全体的な歌詞を見ると直球な表現もあるのですが、

この部分見ると感覚的な歌詞だと思うんですよね。背景、情景を想像させる。横浜に行ったことがない人が聞いたら、横浜って潮風の香りがするんだなあと想像する。ハイコンテクストだな、と思うんです。これを英訳せえって言われたらムッチャ難しい。

個人的に訳してみると

Yokohama blues

sea breaze reminds you

I felt your scent

and I looked back but you weren't here

 

といったところでしょうか。自分で書いてても全くわからない。

この歌詞の良さは英語に和訳できない、いろんなニュアンスを含んでる。

 

では、バチバチのローコンテクストな曲を比較に置かせてもらいます。

ジャンルが全く違うけど文化圏の違いをわかりやすくするために、あえてこれにしました。

アメリカはローコンテクスト文化ですが、最近はハイコンテクストな感じの曲も売れるようになってきました。個人的な肌感覚ですが。)

Cardi BのWAPより

(和訳にも著作権がある?ので、公式の和訳ではなく、ブログ主のおばさんの和訳です。ご了承下さい。)

Yeah, yeah, yeah, yeah
Yeah, you fuckin' with some wet-ass pussy

びしょ濡れま○こにブチ込んで毎日ヤってんだよ
Bring a bucket and a mop for this wet-ass pussy

このびしょ濡れま○こからでたものを拭くためにバケツとモップを持ってきな
Give me everything you got for this wet-ass pussy"

このびしょ濡れま○ことやりたいなら、持ってるもの(金や金目のもの)を全部持ってきな

 

 

これが何週間もトップチャート入りするアメリカ。すごい。

ど直球。こんなど直球な曲、日本にありますか?受け入れられますか?

 

や、違うジャンルすぎるやろ、というのであれば

どちらかといえばハイコンテクスト寄りの一曲を比較してみましょう。

Conan Grayの Heatherより

Why would you ever kiss me?

なんで僕にキスしたの?

I'm not even half as pretty

君の可愛さに半分も僕はおよばないのに

You gave her your sweater, it's just polyester

ただのポリエステルだけど、彼女にセーターをあげたんだね

But you like her better

君は僕より彼女のことが好きなんだね

(Wish I were Heather)

僕がヘザーだったらなあ

 

 

憧れの女の子に対する羨ましさと憎しみと、憧れを書いた曲ですが、かなりハイコンテクスト。Heatherってどんな女の子なんだろうって想像させる。

コナンくんは日本とアメリカのハーフだからこういうハイコンテクストな感覚を持ち合わせてるのかな・・・と個人的に想像。

ちなみに、アメリカでもめちゃくちゃバズったんですよね。Heatherがただ人の名前だけという意味じゃなくて、「誰かに憧れられるような素敵な人 」みたいな意味のスラングとして使われたり。

 

音楽における、私が考えるハイコンテクスト、ローコンテクスト文化の持論をもって

この曲の歌詞を読み解いていきましょう。

セカオワさんのDropoutより

I came from Dropout Boulevard

ドロップアウト通りから来たんだ
Through my darkest days

僕の暗い日々を通して
Bet on myself and beat the odds

自分自身に賭けて、自分に打ち勝ったんだ
I came from Dropout Boulevard

ドロップアウト通りから来たんだ
So far away

とても遠くから
Look around at where we are

僕たちが今いる場所を見渡してごらん

 

や、すまんやけど。マジで意味がわからない。歌詞一部抜粋だけど、全部わからない。8回読んだけどわからない。不思議な英語。

そしてハイコンテクストすぎる。想像だけでは補えないし、深瀬さんの過去?とか知らないとなんのこっちゃわからない。

「この歌詞の意味がマザファッキンわからん」ってツイートしたら、

トルコかどこかのセカオワファンから

「てめーの英語力が足りねえからわかんねーんだろ」

と攻撃されましたが、むしろほぼネイティブの私からすれば、英語力があるからこそわからない。マジで超不思議な英語の単語チョイス。むずすぎ。

 

あとはもっというと、英語独特のフロウっていうか、アクセントの流れじゃない。

英語だけど英語じゃない、みたいな。歌詞読みながらじゃないと聞き取れないです。

 

これは完全に英語の発音のスキルと、英語力の差。これが一番の壁。

この差と壁を完全に乗り切ってるのは

MAN OF THE MISSIONとワンオクくらいじゃ無いでしょうか。現状。

狼の中身は絶対帰国子女だし、ワンオクのTakaは慶応でインター出身じゃないのにどうやってここまで英語力が高いのかはわからないけど、ほぼネイティブ。

ここは後天的に得るには非常に難しい、深瀬さんの発音すごく綺麗だけど、

もっと息継ぎの感じとか、言葉のチョイスとか、もっとどうにかならん?

って思ってしまうのです。

素人がうるせえよ、って思われるけど、英語に聞こえないんです。すみません。

 

そして、長々と申し訳無いですが

ハイコンテクストな深瀬さんのストーリーテラー的な魅力、才能が英語にすると途端に失われている。

つまり、セカオワの世界観を表現しきれていない。

これは非常にもったいないのです。

それだったら英語で歌わずに、日本語で歌ってればいいじゃんダセエな、って思っちゃうんです。だって、意味わからない英語で歌ってるの、同じ日本人として恥ずかしいもん。

 

あと、セカオワファンの方から、英訳の監修を英語ネイティブの方がしているから

「英語として正しいだろ!伝わるだろ!お前の英語力が足りないんじゃないか?」

と攻撃されましたが、深瀬さんの世界観をそのまま英語でニュアンスを伝えるのは難しすぎると私は思うのです。

深瀬さんの歌詞を他者が訳したら、それは厳密には深瀬さんの言葉じゃないし、

ニュアンスを伝えきれないと思うし、深瀬さんと訳する人が話あって訳してるとしてもニュアンスって100パーセント変換できるものじゃないと思うんです。

だからか、余計に私にはすごく不思議に聞こえる。無理やり英語にしている感が否めない。

これは言語の壁。

コンテクスト論から少し外れますが、ハイコンテクストな歌詞をニュアンス通りに訳せないなら、もっと直球の歌詞を書けばいいのに、と思うのです。

ただ、それであれば英語詞であるセカオワである必要がないんです。

もっとレベルの高いアーティストなんてごまんといるから。

それでもセカオワを選んで聴く層がいるのだとすれば、それは日本に憧れを持つWeaboo(日本かぶれ、日本オタク)みたいな層か、アジアなどのハイコンテクスト文化圏の層だと思うんです。

セカオワさんの世界進出の「世界」がどこを指しているか私は存じ上げないですが、ローコンテクスト文化のヨーロッパ圏でのヒットは非常に難しいと思うのが個人の思うところ。

 

ちなみにこの曲、聞き覚えのあるメロディだなと思って調べたら

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めっちゃ似てる。パクリとまでは言わないけど、同じテイストの曲があればセカオワを聴く必要がないんです。悪いけど。

 

あと、最後に言うと、自分でもセカオワの曲の英訳してみて思ったんですが、

ネルソン・バビンコイさんってすごいわ。プロだよ。深瀬さんの言葉のニュアンスを最大限汲み取ってる。すごい。

 

 

第4章

「NIKIとのコラボ曲を聴いて」

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散々、セカオワファンとドンパチやったあとだったので

これでめっちゃ良い曲だったらマジ全力土下座やな、セカオワファンに謝らないと・・・

と思ってたのですが、が。

 

一言で言うと、NIKIの歌唱力を全く活かせていない。

ちなみに私のフォロワーにはNIKIのガチファン(本国インドネシアのファン)が十数人いますが、みんな誰もこの曲の件に関して触れてなくて、個別DMで聞いたら「こんなビジネスコラボ、NIKIの曲じゃないよ」とバッサリ。私もそう思います。

曲を聴いて思ったのは、これはビジネスコラボだと。

もう文句しか出てこないのでこの曲に関しては、これ以上は言いません。

 

NIKIちゃんの実力こんなもんじゃないねん。これ聴いたらわかるから。

 

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よくもNIKIちゃんにここまで控えめに歌わせたな、セカオワよ。

その点はまじで怒ってるよ。いまだに。

www.youtube.com

NIKIのコラボ曲で好きなのはコレ。NIKIちゃん活かすならこれくらいの歌唱力、最低でもプム君くらいの歌唱力が必要。

英語の発音っていう時点でハンデがあるのに、歌唱力までハンデあるコラボ。どっちに対しても不利じゃないですか?

コラボってアーティストどっちにとってもリスクある。

 

あ、どんどん文句言っちゃった。

 

第5章

「ショーンちゃんのマネーゲーム

 

さて第5章。今回、セカオワさんを批判して大変申し訳ないですが、

我々88risingのファンが怒っているのは主にこの部分。

コラボ相手がセカオワさんだったのもあって、我々はNIKIをマネーゲームの人質に取られた・・・と思ったのです。

 

我々の怒りポイントは以下です

1. 88rising所属アーティストが好きな日本人ファン層(日本のファン層はかなり少数)と セカオワのファン層が違いすぎる。

(NIKIというアーティスト名を聞いたことがない層に訴求するマーケティングがマジでわからない。)

 

2.過去にも同様のケースがあった。

(GenerationsとJOJIのコラボきっかけで、JOJIを知って日本ファンが増えたという話を聞いたことがない。この件も訴求ポイントが謎。)

 

3.セカオワからNIKIというワードを聞いたことがない

セカオワがNIKIのファンという話も、NIKIがセカオワのファンという話も聞いたことがない。セカオワファンにも確認をとりましたが、NIKIのファンという話はセカオワのどのメンバーからも聞いたことがないとのこと・・・だから、唐突すぎると感じたのです。お互いのどちらかがファンなら、それはリスペクトのあるコラボと納得して、ここまで怒らなかったと思う。)

 

ここからは私の想像の話です。個人の想像の域です。

疑問点:なぜコラボ相手がNIKIなのか。NIKIである必要はどこにあったのか?

 

このインタビューにそれを読み解く鍵がある気がしてなりません・・・

highsnobiety.jp

 

気になる会話はここ

 

NW:88risingのアーティストには日本人のハーフのJojiがいますね。彼は大阪出身ですか?

SM:そうです。Jojiの夢はコンビニのファミリーマートを持つことです。

NW:(笑)彼はニューヨークベースですか?

SM:以前はニューヨークにいて、現在はLAが拠点です。音楽を作るにはLAの方がいいと言っていました。

ショーンちゃん(88risingのCEO)、バカにしてないか?ジョークだとしてもキツい。もっと言うことはあったはず・・・この記事読めば読むほど不自然な対談なんです。

与太話みたいなインタビュー。おそらくこれきっかけで和田さんというセカオワのクリエィティブディレクターと88の接点が生まれたのは確かと言えるでしょう・・・。

 

では、

私の個人の見解としては

大阪出身、日豪ハーフのJojiとEnd of The Worldのコラボ!

としたかったのではないか・・・でもJojiはアルバムリリースも控えているしNGが出て、所属アーティストで差し出せるのがNIKIしかいなかったのでは・・・こんな言い方していますがNIKI引っ張りだしてくるのだけでもすごい。世界的に人気ありますからね。

セカオワファンにも言いましたが、日本のトップ張ってるから、実力レベルでセカオワとNIKIが対等だって思ってはいけないです。日本のトップ・・・たかがしれてます。ごめんやけど。)

 

この和田さんという人物が気になりすぎて、昭和のヤマ師みたいで気になりすぎたので調べてしまうほど。

・深瀬さんの友人

セカオワのクリエィティブディレクター

・元々はバンドマン(THE WORD AT WORSTというバンド名で活動)

 

インドネシアを拠点に、多くのプロジェクトに携わり世界的に活躍する和田直希氏。

SEKAI NO OWARI」のグローバルバージョン「End of the World」のクリエイティブディレクターで、家具のサブスクリプションサービス「KAMARQ」のCEOでもある。

KAMARQはニコラ・フォルケッティとタッグを組み、2018年に発足。(記事より抜粋)

 

ますますわからない。経歴は謎。本当に。

ショーンちゃん、いくらお金もらったんでしょうか。このコラボNIKIにとって、88risingにとってメリットありましたか?って聞きたい。

 

そして、ここまでこぎつけられる、和田さんという人謎だけどすごい。ヤマ師や。

 

最終章 

「人のふんどしで相撲取るなや」

 

だが、RINA SAWAYAMAのリミックスで納得したのです。

まだNIKIより納得のできるコラボ。RINAは日本人だし・・・だが、実力差は歴然・・・ビジネスの匂いがまたする・・・と思ってたら・・・

 

 ニコラって誰ぞな?という人のために解説を・・・

ニコラ・フォルミケッティ

静岡出身の日本人とイタリア人のハーフのデザイナー。元DIESELのデザイナーであり、Lady Gagaのステージ衣装のデザイン、スタイリング等でも知られる。RINA SAWAYAMAの才能を早くに見出した人物の一人。

 

実際にリミックスも聞きましたが、これRINAの声全く変わっちゃってるじゃん・・・悪いけどビジネスの匂いがぬぐえません・・・

 

セカオワさん、世界進出を背中で見せてくださいよ。使えるコネ全部使わないで勝負してくださいよ、と私は思いました。うん。

 

正直言って、そのスタンスダサいです。

ごめんやけど。

 

今回の最終結

ヤマ師はすごい。

 

そして、アルバム「Chameleon」を聞きましたが、セカオワの良さは出てないし、これだったら別を聴くわって感じでした。

ごめんやけど。

英語で検索もしましたが、日本語以外でツイートしているのはほぼ見つけられませんでした・・・これだけNIKIやDNCEやCLEAN BANDITをフューチャリングしたのに・・・

 

まだまだ日本のアーティストが世界で活躍するのは先のように感じる一件でした。

セカオワさんのチャレンジの背中を見て、世界進出を夢見て、果たしてくれる若いアーティストが現れるのを願うばかりです。

 

最後に・・・

最大の謎について。

ドンパチの時に深瀬さんが88risingの日本人ファンをフォローしたの、なんで?

間違ってフォローしたんですか?

 

あと、海外で契約してるレーベルにアー写見に行ったらメンバー多かったですよ?

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イメージ的にこういうことなってますで。置き換えると。

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怒った方がええんちゃいます?ファンの皆さん・・・。

 

それにしても88、ショーンちゃんにはがっかりだよ

(独り言)

 

KENNY BEATS の The CaveのJojiさんの回を全力和訳

お待たせしました!いや、お待たせしすぎたかもしれません...!
ついに!ついに!ついに!

www.youtube.com

KENNY BEATSのThe CaveでのJojiさんのフリースタイルの回・・・です!

もっともリクエストが多かったこのエピソード・・・難しかったです。

英語聞き取れたとしても難しい・・・(ほんまにむずかった・・・一部どうしても聞き取れなかったもの、和訳できないのはすっ飛ばしてます。ご了承ください。)

Jojiさんの声が小さくて(多分カメラからのJojiさんの距離的な問題)聞き取りづらいのもあって・・・あとKENNYのことか他にも色々知っていないとできない内容・・・!難しかったけど頑張ったので今回は全力和訳とさせてください!

(個人的にKENNY BEATSプロデュース曲が好きすぎるので加筆しました。よかったらチェックしてください!)

 

ではどうぞ!!!

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のっけから超テンションの高いKENNY。

(Jojiさん知るより前からKENNYが好きでこのシリーズの他のエピソードをちょくちょく見てますが、段違いにこの回はKENNYのテンションが高いです。KENNY相当嬉しそう。)

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ピースしてるJojiさん可愛い。

 

KENNY:bro(※)ついにこれが実現したよ!ここについに来たよ!ワクワクするよ!JojiがこのCaveのエピソードのゲストに来たよ!とにかく俺は本当に興奮しているよ!(最近みんなbroって言いますね。仲良い間柄の呼び方って感じです。brotherの略語です)

JOJI:broついにケニーの楽曲に参加するよ〜

KENNYのテンションの高さとは違い相変わらずなJojiさん。

KENNY:厳密に言うと、このcave(KENNYの、このスタジオ)でミュージックビデオの撮影をしたから初めて、というわけじゃないね。厳密に言うとね。

JOJI:yeah そうだね、撮影したね。

KENNY:みんな知らないと思うから、あのビデオはなんの曲だったかみんなに教えて

JOJI:僕のレーベル(88rising)のコラボ的な曲でHopscotchっていう曲だね。

KENNY:俺は88のビデオに出演してるんだよ!みんなは今まで知らなかったと思うけど。

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ドヤるKENNY。

HopscotchのMVのリンク貼っておきますね。

bitch i'm shaun mendes~~~~~~

(まじ最高のリリックだよね)

www.youtube.com

KENNY:今日はいったい我々は何をやるんだっけ?というのもJojiはもっともリクエストが多かったゲストなんだよ。みんなが君が何をやるかを期待しているかわからないけど、ラップでもするのかな?

JOJI:まあなんていうか、今日はちょっと歌う感じかな。ラップじゃなくてね。なんていうか高圧的な感じじゃない(low pressure) なR&Bかな。

 

(ここでKENNYは『ん?』って顔をする・・・これはまだ序盤、のちにJojiさんの壮大なボケに付き合わされることになるとは...)

 

KENNY:高圧的じゃないR&B?高圧的じゃないR&Bってどういう意味?むしろ高圧的なR&Bとされるのは何なんだよ?

※WHAT THE FUCK(強調する時とかわけわからんくて混乱してる時にWTFはよく使う。)

 

JOJI:高圧的なR&Bは・・・SZAって感じかな・・・そんな感じかな、それはそうとSZAってそもそもR&B?

KENNY:SZAの悪口言ってんな〜

JOJI:違う違う違う〜悪口じゃないよ〜

KENNY:JojiのSZAへのビーフ(※)はクレイジーだなオイオイオイ〜

(※ヒップホップ用語。ディスの意。KENNYは元々、HIPHOP界の寵児と呼ばれる名トラックメイカー、プロデューサーなのでヒップホップ用語言いがち。)

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JOJI:違うよ〜僕はSZA大好きだよ〜

KENNY:フレンドシップブレスレット(※)をSZAから貰ってるからこの件に関してはコメントできないな〜

(※友情の証のブレスレット、大抵はミサンガみたいなものだが、セレブは普通にブリンブリンのブレスレットな気がする。想像だけど。つーか最近ブリンブリンって言わないよね。)

JOJI:dude、ディスの意味で言ったんじゃないよ〜

KENNY:dude、まあいいけどさ。

(dude=お前、みたいな感じ。奴、みたいな感じでも使うよ〜。男性に対してしか使えませんが、まあ汚い言葉かな?)

JOJI:裏切らないでよ〜

(会話でThrow me under the bridgeとJojiさんは言っていますが、実際にThrow someone under the bus=裏切るの意 busとbridgeを間違えたのかな??)

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KENNY:bro、何を言ってももう無駄だよ

JOJI:違うなんて言うか、激しいR&Bっていうか・・・

KENNY:自分で言ったことなんだから、それをくつがえすのは無いよ〜

JOJI:FUCK・・・2分までに戻ったとしてももうやらかしてるな・・・

KENNY:高圧的じゃないR&Bね・・・

JOJI:うん、高圧的じゃないR&B・・・

(JojiさんSZAに対して失言するというやらかし・・・個人的に好きなSZAの曲貼っておくんでJojiさんの失言は大目に見てやってください。高圧的でも、激しいR&Bでも無いですw)

www.youtube.com

KENNY:何か話題ある?(曲作りに関する話題)

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ガサゴソと携帯を探すJojiさんを見て

KENNY:何を探してるの?銃でも出てきそうな感じなんだけど・・・

ジャケットがデカすぎるよ。

JOJI:やばいものは持ってないよ。(ガサゴソ)

KENNY:ここは全然寒くもないし。ジャケットにwife beater(※)を着てさ、なんか雰囲気全体がクレイジーって感じだよ。

(※wife beater =Wife (妻)beater (殴る人)つまり、奥さんに暴力を振るうようなダメ男が着ていそうな服=白のタンクトップ)

JOJI:それは意味のある生き方だけど、もっともベストな生き方ではないよね。

(白タンクトップを着ていることをいじられているから、奥さんに暴力を振るうような男の人生について、意味はあるけど、良い生き方ではない・・・?とJojiさんは言ってるのかな?あくまでも憶測ですが。)

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そしてJojiさんが出した話題の話に・・・

JOJI:ミシュランマンに恋に落ちた話。ミシュランマン知ってる?

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KENNY:WHAT?知ってるけどさ、次のアイディアを出して。

JOJI:ポパイ・・・んー違うな。良くない。

   あとは・・・ミュウツーポケモンに見えない。

KENNY:ミュウツーポケモンに見えないって言った?

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JOJI:そうだね。実際にそう見えないね。

 

(この回KENNYはずっと「ん?」どういうことって感じでJojiさんのボケに振り回されるKENNY・・・)

 

 JOJI:Lil Babyの好きなデザートのことかな。僕はそれはなんだろうっていつも考えているんだよ。

KENNY:それらについての曲を書くつもりなの?

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JOJI:YEAH

KENNY:Lil Babyの好きなデザートについて?

JOJI:YEAH、難しいかな?

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KENNY:君が言い出したんだよ。これは君の回だから、自分のことにしてよ。

 

なぜ、突然Lil Babyの話・・・Jojiさんはボケに徹するタイプの関西人ですね。ボケずにはいられない関西人の悪いDNAが強めに出てます。

ちなみに急にイジられたLil Babyがかわいそうなのでブログ主のおすすめ曲貼っておきます。

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JOJI:フレッド・フリンストーンについての歌を歌いたいかな。ちょっと難しいかな。

KENNY:フリンストーンズの歌ね。

それだったらみんなついてこれるね。

(Jojiさんの壮大なボケのくだりが終わり、ようやくテーマが決まった模様。) 

 

トラックをイメージに合わせて作るKENNYとそれにノってるJojiさん。

この回、Jojiさんが本当に楽しそうで見てて癒されます・・・こうやってトラックやビートを作るの本当に好きなんだな・・・。

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(関係ないけどJojiさんの髪の毛ツヤツヤサラサラ。お手入れとかしてなさそうなのに)

KENNY:そういえば、恐竜のラブソング聞いたことある?

JOJI:ノー

KENNY:今まで聞いた中でトップ5に入るもっとも美しい曲だって神に誓って言えるよ。

ボヘミアンラプソディーよりこの曲だね。トップ5のうちの3位か4位かな。この曲は。

 

恐竜の曲に聴き入る二人。

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曲のリンク貼っておきますね。

www.youtube.com

JOJI:これはグッとくるね・・・

KENNY:こんなに心に響いた曲はないよ・・・

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(涙を拭うフリをするJojiさん)

KENNY:何でフリンストーンズについての曲にしようと思ったの?

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JOJI:フリンストーンズの真実について話す必要があると思ったんだ。なんでかわからないけど。フリンストーンズは本当にクソなんだよ。

KENNY:なんて?

JOJI:フリンストーンズは本当に最低なんだって。乳幼児死亡率について歌おうと思ってる

KENNY:え?

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JOJI:どれだけ最低かって考えたんだよ。放送されているのはフリンストーンズのいいところだけなんだって。実際のところはもっとダークな感じで、お互いのことなんか気にしちゃいないんだよ。

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(混乱するKENNY)

KENNY:待って待って、乳幼児死亡率、乳幼児死亡率の話に戻そう・・・

で、何を言ってるんだよ・・・

(Jojiさん・・・何を言うてるんやキミは・・・)

JOJI:僕は彼らの子供達がとてもひどい環境で育っていることに心を痛めてるんだ。彼らは白癬のようなものに悩まされていたし、そういう方向性で僕は伝えていきたいんだよ

(曲で乳幼児死亡率と白癬について歌うってどないな方向性やねん・・・)

KENNY:人間と恐竜は同時代に生きられないけど、フリンストーンズでは恐竜と一緒に生活しているし、その時間の流れに関して何が起こってるかなんか誰も知らないもんなあ。

(Jojiさんのボケになぜか納得し始めるKENNY)

JOJI:彼らディノ(※Dino、フリンストーンズ 家のペットの恐竜)と住んでるからね

KENNY:ペットの犬のようにね

後ろのいる人(すみません、名前わからず):食器洗い機みたいな感じでシンクでも使われてるよ 

JOJI:それもまじで最低なんだよね 

KENNY:今ならPETAに怒られるよね、時代的に受け入れられないね。恐竜が皿洗いのために搾取されて、人間のために一日中待ってるなんて。

PETAは恐竜に関しては、無関心なの?

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 (The Cave は恐竜虐待に反対します!のテロップ、面白い。)

 

(また曲作りに戻る二人。ノリノリで本当に楽しそう。)

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KENNY:今でもJojiはGarageBandで曲を作ってるよね

JOJI:うん

KENNY:僕が知る中で、GarageBandで 曲を作るやつの中で一番ホットな曲を作るのはJojiだよ。神に誓って、まじで言えるわ。

JOJI:ありがとう(Thank you Sir:敬意を込めてSirってKENNYのこと言ってる)

KENNY:よくトラックメイカーになりたいガキからどんな機材を揃えればいいかな〜ドラムキットが欲しいよ〜とかゴタゴタ聞かれるんだけど、Jojiを見てみろよって。そんなものいらねえから。そんなものなくてもJojiはすげえ激アツな曲作ってるんだろって。

(KENNYに絶賛されるJojiさん。過去のインタビューでGarageBandで作曲していることを明かしていますね・・・)

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そしてついに楽曲が完成・・・!

ブースに入るJojiさん。

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ついに前代未聞の乳幼児死亡率についての歌が...
(和訳はブログ主のおばさんの解釈です。その旨、ご了承ください。)

 

 [Intro]

Wilma

ウィルマアアアアア(Flinstoneの主人公の名前)

Wilma

ウィルマアアア

Wilma

ウィルマアアア

(Woah, Kenny)

(※ヒップホップであるよく名乗るやつですね。

プロデューサータグと言うそうです・・・)

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[Chorus]

They say yabba-dabba-doo

彼らはヤバダバドゥって言うんだ

(※ヤバダバドゥー!と必ずオープニングで主人公が叫ぶ。)

Now they say yabba-dabba-who?

今はヤバダバ誰?ってみんな言うんだ

(doをwhoにおきかえている)

They say yabba-dabba-doo

彼らはヤバダバドゥって言うんだ

Now they say yabba-dabba-who?

今はヤバダバ誰?ってみんな言うんだ

All that's left of you is them gummies, yeah

君が後世に遺したのはグミだけだよ、yeah

All that's left of you is them gummies

君が後世に遺したのはグミだけだよ

 

[Verse]

They left you like a fossil in the dust

 砂ぼこりの中の化石のように彼らは君を置いていったんだ

They used your feet to drive, there was no technology

車を動かす技術が無かったから、君は運転するのに足を使ってた

(フリンストーンズでは、足で走ることで車を動かしてます。意味不明。ブログ主のおばさんは子供の頃真似しましたが、ダンボールの車で。)

I understand child mortality was high

乳児死亡率が高かったのは理解するよ

And all three children made it

3人の子供全員は成し遂げたよ
(3人が誰を指しているのかわからず・・・)

フリントストーン家の娘。

  • バンバン (Bamm-Bamm Rubble)

バーニーの息子。

  • ペブルスとバンバンの子供(名前は忘れました)

(この3人・・・?のことを指しているのかな?ちょっと難しくてわかりません・・・)

I'm proud of you Fred, I'm proud of you Fred

フレッド、君のことが誇らしいよ。

君のことを誇らしく思うよ。フレッド。

Did Barney do just as well?

バーニーは君と同じようにうまくやったかい?

I hope he did, I hope he did

多分、彼もよくやったよ。彼もよくやったと願うよ。

Can we carbon-date your bones?

君の骨を放射線測定していいかな?

(※carbon-date=放射性炭素年代測定によって(植物または動物起源の物体)の年齢を推定すること。)

Freddie, Fred, Fred Flinstone

フレディ、フレッド、フレッド・フリンストーン

 

[Chorus]

All that's left of you is them gummies

君が後世に遺したのはグミだけだよ

You used to say yabba-dabba-doo

君はヤバダバドゥって言っていたんだ

Now they say yabba-dabba-who?

でも今は、ヤバダバ誰?ってみんな言うんだ

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(フリースタイルを披露して、ブースから出てくるJojiさん)

KENNY:正直に言ってゴージャスだよ!

JOJI:多分僕たちが作った最高のものだね。

KENNY:これはヒット曲になるよ。

JOJI:フレッドとバーニーが子供達にとって誇りになることについて歌ったんだよ。子供達のことをどれだけ気にかけていたかってね。

 

補足:この曲はフレッドが後世の子供達に遺した功績について歌った曲なんだそうですが、その功績っていうのはアメリカのどこでも売られているフリンストーンズ のキャラのビタミンCグミのこと、だそうです。グミで子供達にビタミンCを摂取させ、健康を促進させているという・・・。フリンストーンズなんて今は誰も見てないし、もはやグミのイメージしかないかもしれない。そういうことをJojiさんなりに皮肉った曲なんでしょうか...。

というかなんちゅう曲や。

 

ちなみに子供用のグミですが、iHerbでも買えます。

リンク貼っておきますね。

 

jp.iherb.com

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この和訳通して、この狂った曲(The Caveのエピソードでも指折りの狂ったエピソード・・・他にはThunder Catおじさんのエピソードも狂ってましたが・・・Jojiさんのエピソードの方が狂ってます。)を楽しんでいただけると・・・!

 

他にも和訳してもらいたい!とかあればどんどんリクエストください!

久しぶりの動画和訳、手こずりましたが楽しかったです!これからも当ブログをよろしくお願いします!

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何か左手に握ってないと落ち着かないJojiさん

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ぶかぶかのジャケット可愛い。

KENNYもいい笑顔。

 

というわけで和訳はここまで、

なんですがKENNY  BEATSってほんとに素晴らしいビートメイカーであり、プロデューサーなんですよ...個人的に好きすぎるので何曲かおすすめをここで語らせてください!

 

まず一発目。

これもう最高。

SlowthaiからKENNYにリークさせてくれと頼み(‼︎)、Twitchの配信で最初にプレビューされたという一曲。

低音がブンブン響く感じ(語彙力少なくてすみません)最高です。

 

はい次。

Dominic Fikeとの一曲。この2人の組み合わせ、間違い無いんです。ちなみにKENNY BEATSという存在をブログ主のおばさんがちゃんと知った(認識した)曲でもあります。

2人が害虫駆除業者に扮してるMVもナイスです。

 

はいドンドン行きますよ〜

Rico Nastyの名に劣らずNastyな一曲。最高です。


はい、そしてもうアルバム自体がおすすめなんですがそのリードシングルとしておススメなのがコレ。

 

アルバム収録曲がほぼほぼKENNY  BEATSプロデュー。(たぶん1曲くらいだけだと思う、関わってないの)

もうKENNYのアルバムやん

全曲おすすめです。

FM!

FM!

  • Vince Staples
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1935

 

さて、ヒップホップばっかり(Dominic Fikeは除く)紹介してきましたが、最近はオルタナティブのポップ寄りだけど、エモいみたいな曲の作らせたらグンバツなんですよ...
1番好きなのはコレ

Dominic FikeとOmar Apollo、KENNY BEATS最高ですです。

 

そして最後はやっぱりこの2曲。

最初にJojiさんのMr.Hollywood (KENNY BEATSプロデュース)を聴いて、そのあとにDominic FikeのFlorida(KENNY BEATSプロデュース)を聴く、この順番がわたしの中で鉄板。エモすぎです。

 

このことを呟いたらKENNY BEATSご本人にイイねいただいたのもあって、やっぱこのエピソードの和訳やってみよう!ってなって頑張りました!

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好きなアーティストを通じて他のアーティストのよい曲に出会う、そしてそのアーティストも好きになる。これが一番素敵な音楽への出会い方ですね〜。

 

KENNYありがとう〜!