(改)JOJIのことみんな知ってくれ!

JOJIを日本に布教するための雑記だったのが、個人的な音楽のことも書きます

33歳一般のおばさんの2021年上半期総括

どうもこんにちは。

久しぶりのblog更新です。

 

なんかあっという間の2021年上半期。

個人的な2021年上半期の総括的な、

良く聞いた曲を振り返っていきたいな〜と思います。

 

一発目は軽快なダンスパーティーチューンで!

Michael Medrano x Dance Yourself Clean - Sugar

youtu.be

Dance Yourself Cleanというダンスパーティーミュージックユニット(あんまり情報がなくて、詳細はあまりわからず)の一曲。

早くコロナ落ち着いてくれ〜いい加減クラブ行って踊りたいよおおお。

で、疲れてレッドブルウォッカ飲みながらタバコ吸ってチルしたいものです。

 

さて2曲目!

Alice Longyu Gao - She Abunai (feat. Mura Masa & Bülow)

youtu.be

歌詞に注目してほしいのでリリックMVで!

なんと、ちょっと待ってちょっと待ってお姉さんっていう歌詞は8.6秒バズーカのネタから来てるそう...!
まじかよ。

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(Aliceのインスタストーリーよりスクショ)

はまやねんも驚いたことでしょう。

わたしもまじで驚きました。


どんどん行きましょう。

3曲目

REI AMI - RICKY BOBBY

くせになるビート、プロデュース誰だろ?って調べたらKOADだったっていう。

KOADプロデュースさせてもいい仕事するな〜

Rei Amiがセクシーすぎうううううう

youtu.be

4曲目はKOADのJauntyで!

まだ若干18歳。彼はもっとどんどんやばいことになる。

youtu.be

 

5曲目は

まじで上半期最高のコラボではっていうこの曲で。

Remi Wolf - Photo ID (with Dominic Fike)

youtu.be

っていうか、ジャスティン・ビーバーとのコラボでも思ったけど、Dominic Fikeって誰とコラボさせてもいい感じに仕上げるの、匙加減がすげえなって思うのです。

 

自分のテイストをうまく入れつつ、相手のテイストに染まる感じ。最高っス。

 

6曲目

slowthai, Skepta - CANCELLED

今年上半期ベストアルバムにしたいくらい好きなslowthaiのアルバムからこの曲を。

(MVは血しぶきとかちょっとグロいのが苦手な人は要注意)

youtu.be

Skepta引退宣言してたけど、その後どうなったんだろう。

 

7曲目

Prado - Gucci Store

個人的に激推しのPrado。

くせになるリズムが特徴的な本曲。

なんでもっとブレイクしないのか謎。

youtu.be

8曲目

No Rome - Spinning ft Charli XCX & The 1975

最初聞いてるうちはイマイチかなあと思ったけど、結果聴いてるうちにしっくりきて結局めちゃめちゃ聴いた一曲。

youtu.be

 

9曲目

Emotional Oranges - All That (feat. Channel Tres)

Channel Tresもリミックスとかコラボできっちりいい仕事するんだよな〜の一曲を。

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 10曲目

Olivia Rodrigo - good 4 u

今年ってコレで幕開けしたっしょ、っていうアーティストはやっぱりオリヴィア・ロドリゴってことでしょってこと。

youtu.be

今年もっともブレイクしたっていうか、2021年の歌姫はオリヴィアなんじゃないかって話。

 

さて私の新たな推しのDPRのIAN。。。

新たな推しって、しかたないよね。

ということでこの曲が11曲目。

DPR IAN - Scaredy Cat

youtu.be

イケメン、歌も歌う(元アイドル)、MVの監督もできる。

完璧すぎるっての。ねえ。

 

さて12曲目なんですが、去年リリースのコレで。

ブチ上がるんで、よく聴いてます。

Disclosure, Aminé, slowthai - My High

youtu.be

無条件にブチ上がる。それにしても今年まじでSlowthaiにどっぷりハマった。

 

13曲目はやるせないっていうか、ぎゅっとなるDeb Neverのこの曲で。

Deb Never - Sorry

youtu.be

(Brianの彼女さんがMVに出演しているのも好きなポイント)

14曲目はまたガラッと変えてスッキリするこの曲を

Payday - Dolphin

youtu.be

イルカの鳴き声がくせになる。

 

最後を飾るのは

やっぱりTyler,The Creatorでしょ。

しょ。

というか上半期も終わるという時にとんでもないものをぶち込んできましたね。

今回のアルバムの映像の世界観がウェス・アンダーソンっぽいのもたまらん。

Tyler,The Creator − LUMBERJACK

youtu.be

この勢いは下半期も続きますな・・・

 

ということでざっくりと2021年の上半期総括?個人的ベストでした〜。

 

(いい加減、Jojiくん戻ってきてくれ・・・)

 

ネクストブレイクのアジア系アーティスト7選!!!

 

アジア系アーティストをプッシュしているレーベルと言えば88!でしたが、最近の動向を見ているとあの輝いてた、尖ってた頃の88はもういない・・・もうあいつらには任せられない・・・!

ということで33歳一般人のおばさんが注目しているアジア系アーティストをざっくりオススメしていきたいと思います。

(個人的な実績としては2018年ごろからRina Sawayamaのブレイクを予測していたので、この中から誰かがスター街道を突っ走ってスーパースターになってくれることを願うばかり・・・!私の予測当たれ〜〜)

 

ではまずは日本から!

沖縄出身、2000年生まれのGrace Aimi!

自身を「うちなーんちゅ」だと語る、沖縄から世界に羽ばたいていってほしいアーティスト。

バイリンガルということもあり、歌詞は全編英語。日本のミュージックシーンにとどまらない才能、これは来るでしょ!もっともっとグローバルに活躍してほしい!!!

 

おばさんのオススメはこの2曲

youtu.be

youtu.be

 

ちょっとダークなR&Bにも、オルタナ系のポップにも、どんなテイストにもハマる少しハスキーなヴォーカルがたまらんです。

 

はい、では2人目。

トロントのベッドルームポッププリンス、韓国系カナダ人のSylo Nozra。

おばさんのオススメはこの2曲。

youtu.be

youtu.be

(最近88のストーリーにSyloのストーリーが取り上げられていて、これはフックアップあるんか・・・?と少し心のざわつきを・・・)

 

個人的にはJojiくんやReiくん、Keshiが好きならきっとハマるテイスト、オススメです。

 

さて、南アジアからオススメのアーティストを2人紹介したいと思います!

 

まずはKOAD!88のAsia Rising Togetherでのパフォーマンスが記憶に新しい18歳。

親のガレージで音楽を作っているとのことですが、18歳・・・マジかよ。

ほとばしる才能しか感じません。

youtu.be

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コメント欄に

「やったー!88のチャンネルについに!BROWN BOYが取り上げられて涙が出るほど嬉しいよ!これは南アジア(BROWNは肌の色を指している)にとっての快挙!僕のチャンネルでミュージックビデオを見てね!あと、88に取り上げられたってことはJojiにキスできるってことだよね?」

とお茶目なコメント。

 

88も南アジアをルーツに持つアーティストにも注目し始めているのですね・・・

 

ということで南アジアルーツのアーティストをもういっちょ。

タミル系スイス人のPriya Ragu。民俗音楽っぽいテイストを加えたR&Bに彼女のスムースなボーカルが・・・たまりません。

全部オススメなんですがこの2曲をどうぞ。

youtu.be

ミュージックビデオの世界観もいい。

 

彼女の少しハスキーなスムースな歌声が際立つ一曲。

youtu.be

 

南アジアをルーツに持つアーティストの盛り上がりも感じますね・・・

 

ではポップシーンからこの2人を!

 

まずは中国出身のAlice Longyu Gao。日本のkawaii文化に影響をバチバチに受けているテイストがたまりません。

ちなみにAliceを知ったきっかけはThe Weekndがインスタのストーリーで流してて、何この曲・・・!となって調べたのがきっかけ。

(その曲がコレ。Weekndもこういう曲聴くんだ・・・って衝撃)

youtu.be

The Weekndも注目する(?!)Alice。日本語を織り交ぜたShe Abunaiが好きすぎて・・・マジでみんなに聴いてほしい・・・

youtu.be

 

次に取り上げたいのはLil Mariko。コレは来る。

中国と日本のハーフということしかまだ情報が得られてないんですが・・・おばさんはLil Marikoマジで来るんじゃないかと思ってます。

 

年齢制限設けられてるし、Rico Nastyが個人的な事情で苦手なんですが・・・

彼女のヤバさがマジ伝わる一曲なのでぜひ・・・

Full Tac, Rico Nasty & Lil Mariko - SIMP (Official Video)

youtu.be

Full Tacはボーイフレンドでもあり、一緒に楽曲を作成しているパートナーでもある模様。

youtu.be

うまく説明できないけど、Lil Marikoは来ると思ってます。

 

最後に、

最近聴き出したアーティストで情報があんまりないのですが、日本生まれアメリカ育ちのロブ・サンダース、21歳の新鋭のソロプロジェクトHong Kong Boyfriend.

初期のローファイなJojiくんのテイストが好きなら絶対ハマるテイスト。

 

そんなわけでマジでおばさんが注目しているアーティスト7選でした。

雑な、ざっくりした内容で申し訳ないですが、Jojiくんが戻ってきたらまた通常運転のブログに戻りたいので、Jojiくん早く戻ってきて〜

 

あともうね、88には注目しねえっす。個人的に。

 

※個人的な最注目株は

Hong Kong Boyfriendです。

(もっと情報が欲しい)

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Yeah Right 1億回再生記念!Geniusの回を和訳!

 

お久しぶりです。

Yeah Rightの1億回再生を記念して、今日はこれを訳します!!!

Jojiさんはよ戻ってきて〜の気持ちを込めながら・・・

youtu.be

もし君がさ、ブサイクで見た目もイケてない男だったらさ、お金を持っているからとか、そういった理由だけで、女の子が一緒に時間を過ごしてくれてるんだってことがわかるよね。

君が気にしていない、自己嫌悪の問題って感じかな。

 

女の子と踊っていた時のことを覚えてるんだけど、僕のことなんか気にしていないんだ、って。あっそ、はいはい、ってね。

 

クラブはめっちゃ楽しいけどさ、家畜みたいに扱われて、行列に並ばされて待たされるのはどうかと思うけどね。

 

無意味な夜を過ごして戻ってきて、

最初にビートを作って、

たくさんピアノを弾いてそれに取り入れて、

自分が好きなようにそれをバラバラにして・・・

基本的には自分でサンプリングしてるんだよ。

 

で、この曲のテンポは、クラブにいる時のアップビートな雰囲気を表しているように感じたんだ。早いペースで動いている感じなんだけど、今、その瞬間、自分だけは他のみんなと同じようなペースで動いていないっていう。

この曲は・・・ビッチについての曲かな・・・いや、ビッチじゃないな。

君のことなんか気にもしていない、誰かについての曲だね。

 

I’ma fuck up my life
I’ma fuck up my life

(自分の人生なんかめちゃくちゃにしてやるんだ)

 

僕が思うに、この人物はダンスをしてるか、そういう場所にいる感じだね。

(※Jojiさんは歌詞について語る時、自分の体験のようには語らず、誰かの視点を通して語るという特徴があります・・・自分の歌詞は自分のことを語っている、伝記的なものではないというポリシーから、他の誰かとして言ってるんですね・・・たまに設定がぐちゃぐちゃになってますが。)

 

で、それは一瞬の出来事のようなんだよね。

時間が止まったような感覚になって、その人物は「自分の人生なんかめちゃくちゃだ」って感じている。

実際にそういう瞬間を目にしたことがあるんだよ。

「くそっ。俺の人生なんかめちゃくちゃだ。」ってなってる奴の、その瞬間をね。

 

We gon’ party all night

(一晩中パーティをやるんだ)

She don’t care if I die

(僕が死んだって彼女は気にしないさ)

 

僕がクラブで心臓発作が起きたかのように倒れても、

君はそこから走って逃げ出すんだろうってね。

 

Yeah, right, yeah, right

(※Yeah right=あっそ、はいはい、そうだね、よく言うよ、嘘つけよ、といったなげやりな感情を表す、相づちのような感じです。うまく訳せない・・・)
Yeah, I bet you won’t cry

(君は泣きもしないだろうし)

Yeah, I bet you won’t try

(君は試しもしないだろう)

But you know I don’t mind
But you know I don’t mind

(僕が気にもしないことを君は知ってるんだ)

 

これはこの人物がかなり自己嫌悪になって、

破滅的ってほどじゃないんだけど、

生産的ではないけど、破滅的というわけでもない。

僕が思うに多くの人がそこで行き詰まっているような気がするんだよね。

人間関係でも、人生におけるいろんなことにおいてもね。

ただ、心地よくいるためだけにね。

 

Yeah right, yeah right
Yeah right, yeah right
Yeah right, yeah right

 

Yeah, you bet I know that she ain’t
Never give a single fuck about me

(彼女が僕のことなんかひとつも気にしちゃいないことなんか

僕だって気づいてるよ)

Yeah, you bet she know that we ain’t
Never gonna be together, I see

(僕たちが決して一緒になれないって

彼女はわかってるんだろ、そうだろうな)

 

君のことを誰もチェックしていない時点で、誰も君のことなんか気にかけていないことに明らかに気づくんだよね。

もし君が「これはいいことなのかな?悪いことなのかな?」ってなってても、相手が「yeah、

yeah どうでもいいんじゃない?」ってなった時とかね。

この人物が僕とつながっているのは、ただつながっていたいってだけっていうのは明らかなんだ。

(※orbiting=ただSNSでつながっているだけ、別れた後もSNSで繋がっている、という意味。希薄な関係性のことを指していると解釈しました)

 

Yeah, you bet I go to see you when
I’m feeling like a drum without a beat

(ドラムのないビートのような気分の時に君に会いに行くんだ)

はい、終わり、みたいなフラットな感じ。どうでもいい、みたいなね。

僕はすでに、どうであれこの立場にいるから、ドラムのないビートのように感じるんだよ。

もうこの全ての状況を気にしていないから、君に会いに行くんだよって。

伝わるかな?

【※Geniusの解説で、ただ寂しいとき、彼女が利用可能な時(←availableって・・・クズっぽい表現・・・!)いやらしい老人のように、ドラムのないビートのような虚無な気分の時に、彼女に会いに行くんだと言ってます・・・孤独な気持ちを埋めるために、相手が自分に興味がないのに利用しているのと同じように、自分も都合よく相手を使うってことですね・・・なんと・・・クズい。】

 

Yeah, you dance so good

(君はダンスがうまいね)

And I think that’s kinda neat

 (いい感じだと思うよ)

 

What you know about love?

(愛について何を知ってるんだ?)

愛って、あああーってなるようなものじゃない。

僕もこれ以上は無理だし、君もこれ以上は無理なようだし。

でしょ?(と言いながら、何かを比べるようなジェスチャーをするJojiさん)

※ここの部分はうまく訳せなかったです・・・ぼんやりとした表現すぎて。

 

What you know about life?

(人生について何を知ってるんだ?)

What you know about blood?

(血について何を知ってるんだ?※)

Bitch, you ain’t even my type

(ビッチ、君は僕のタイプでさえないんだよ)

 

【※この部分に関してGeniusの解説で、「君は家族について何を知っているんだ?真の友情って何かって知ってる?君が僕と一緒にここにいるってことは、素晴らしい価値観を持っていないことは明らかだってこと。僕というのは、僕自身じゃなくて、この曲の登場人物のことを指しているけどね。」と語っています。家族のことや、Jojiさんがハーフであることや、関係性の真の価値、人間性、について語っている歌詞だと解釈しました・・・曲の中の登場人物の話だという体を意地でも本人は崩さないですが・・。】

 

僕は賢い女性が好きなんだ。僕よりずっと賢くないといけない。

僕はカーヴィな女の子が好きなんだ。かなりカーヴィな女性がね。かなりクールだよね。

(※Jojiさんはふくよかな女性が好きだそうです・・・女子達いいいい!刮目せよ!)

僕がインターネットで見たものたちがさ・・・アメリカにやってきて実際に見た時にはwhoa!ってなったよね。

 

Yeah right, yeah right
Yeah, you know I feel right
(僕は正しいと感じるんだ)

Yeah, you living right now
(君は今、正しく生きてるんだ)

You don’t ever pick sides
(君はどっちかに決めることなんてないんだ)

 

それは違うって感じかな。気にしない、気にする必要もないって感じ。そこがポイントかな。

滑り落ちようとしている自分を救う必要なんてないんだよ。

【※この部分に関してGeniusの解説で、「昔ある人に言われたことがあるんだ、君は何にも忠誠を誓ってないし、どちら側にも立とうとしないし、何事にも一線を引いて避けているだけだって、当時の自分が何も気にしていなかっただけなんだけど。そうした、麻痺した状態にいるとどちらかに決めることなんてしないんだよ。」と語っています・・・一時期、酒や薬物に溺れていた時代もあったと語っているJojiさん、落ちるところまで落ちると、そういうことは気にならない、ということを語っているのかなと解釈しました。むずいよ。】

 

I’m overthinking my pride
(僕は自分のプライドについて考えすぎなんだ)

I don’t gotta look nice
(僕はかっこよくなくたっていいんだ)

She just digging my ice

(彼女は僕の金が目当てなんだから)

 

僕のルームメイトの元カノが置いていったんだ。

彼は、「それは縁起が悪いから捨てる」って言ったんだけど、僕は縁起の良いものにできるから付けるよってもらったんだ。

だから僕は今、彼の元カノの悪い気を首にまとってるんだよ。

もし怒りに満ちた元カノの曲があるとしたら、多分ここから生まれているんだよ。

知らないけどね。

(終)

 

いや〜相変わらずわかりづらい抽象的な表現の多いインタビューで苦労しました・・・意訳や私の解釈によるところも多いのでその点はご了承を・・・!

 

とにかくもYeah Right、1億回再生おめでとうございます!!

1億回ってすごいよ・・・

というわけで、MVのためにあえて太って、醜い見た目になるようにしたというハリウッド俳優ばりの役作りをしてJojiさんが撮影に挑んだMVも改めて見て楽しんでいただければ・・・!

youtu.be

 

あと早くJojiさん戻ってきて・・・

 

 

 

KENNY BEATSの好きな曲を選んでみた

どうもブログ主のおばさんです。こんばんは。

KENNY BEATSってトラックメイカーとしてもプロデューサーとしてもやっぱりすごくね?ってSlowthaiの新譜を聴いてみて思ったので、どハマり(前から好きではあったのですが)しているので改めてブログで紹介してみようと思ってキーボードをパチパチ叩いています。

 

まずは基本情報を

KENNY BEATS

コネチカット州出身の29歳。

プロデューサー、レコーディング・エンジニア、ソングライター、トラックメイカー。

バークリー音楽大学でジャズギターと音楽ビジネスを学び、2017年にEDMデュオLoudpvckを結成。

2017年に Loudpvckを脱退のち、EDMプロデューサーからヒップホッププロデューサーに転身。

駆け出しの頃に、Ab-Soulにウィードをあげたことをきっかけに仲良くなり、携帯にあったビートを聴かせたことでこの曲が生まれて、プロデューサーとして名が知られるように。

ちなみに、この曲で得られたのは500ドルだったそう・・・それでも本人はブレイクのきっかけになったと大満足だったとのこと。

youtu.be

っていうかまだ29歳なの・・・?KENNY BEATSって天才すぎアンド貫禄ありすぎ。

 

では、プレイリストを作ったのでプレイリスト順に紹介。

 

まず1曲目は

”Woah Kenny”の声の主であるKEY!を。

youtu.be

クレイアニメーションはヒップホップ好きなら一度は目にしたことのあるWilliam Childが手がけていて、ゆるーくも独特な世界観。

youtu.be

(直近だと、benny blancoとMarshmelloの新曲のMVも手がけています。

こっちも独特の世界観でおすすめです。※ブログ主のおばさんは曲はあんまり好きじゃないですがw)

 

2曲目

youtu.be

YEN TOWN所属のkZmとの一曲。日本人ラッパーと制作してるなんて知らなかった・・・。ハードなトラップチューンが最高です。今回KENNY BEATSの過去作品を全てディグってなかったら知らないままだったはず・・・。

 

3曲目

ブログ主のおばさんが大好きな一曲。

ちなみにRico Nasty自身も一番好きなミュージックビデオと語っている本曲。

ハードなサウンドにRico Nastyの力強いラップがマッチしててたまりません。

youtu.be

ちなみにこの曲は不仲になったAsian Dollへのビーフの曲であるとの説が・・・昔はAmigos(友達)という曲を一緒にリリースしていたのに・・・女同士って難しいですね。(しんみり)

 

4曲目

youtu.be

逆再生の部分がちょいちょい混じるクセになるMVが好きすぎて(もちろん曲も好き)この曲をチョイスしました。

 

5曲目

youtu.be

33歳のおばさんには耳馴染みのあるサウンド

元ネタはコレ。スヌープドギードッグ兄さんの不滅の名曲。

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6曲目

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デンゼル・カリーとのプロジェクト”Unlocked"からの一曲。

伊藤潤二の世界観を意識したMVも最高。

(デンゼル・カリーは異常なほどの日本の漫画、アニメオタクなので伊藤潤二オマージュのMVになった模様。ストーリーとしてはインターネット上に流出してしまった曲をデンゼルとKENNYの二人がインターネットの世界に飛び込んで救出しに行くという・・・おもしろ設定です。)

Unlockedのショートムービーのリンクも貼っておきますね。

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 7曲目

youtu.be

「Zack Foxは僕のキャリアの邪魔をしてくる。僕はシリアスな音楽をやりたいし、シリアスな音楽をやってるんだ。」と冗談で語っているほど、最上級のおふざけも一緒にできるKENNYの幅の広さを感じさせる一曲。

アメリカで一番アツいコメディアンであるZac Foxを迎えたThe Caveのエピソードから生まれた曲でもあり、ミームとして最もバズった曲で、Zack Foxのむちゃくちゃ感と何やらせても天才な感じがうまく合わさった名曲でもあります。

The Caveのエピソードと合わせてどうぞ。

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どんなビートを作りたい?って聞いたZack Foxの最初のオーダーが滅茶苦茶。

・Runescape(おそらくゲームのことを指してる)

Jodeci(アーティスト)

・アーモンドミルク

家庭内暴力のフィルターをかけて

をミックスした感じ、という本当にむちゃくちゃなオーダー。

僕をプロの暴力男にしてくれ!とか本当にふざけ倒してるのに、それでもきっちり作ってバズりソングにするとかやっぱり天才すぎ。天才プロデューサー。

 

8曲目

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アルバムのFM!からのリードシングル。アルバム曲のほとんどをKENNY BEATSが手がけてて、このアルバムはKENNY BEATSのものと言ってもいいくらい。

“fuck up nothing”の繰り返しがクセになる一曲。

 

9曲目

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シンセっぽいサウンドが耳に残る一曲。

そしてMVに出演するときは何気に良い演技を見せるKENNY BEATSがツボ。

 

10曲目

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個人的にDenzel Curryと言えばこの曲。

”ICHIBAN Fresh out of Japan"という日本愛溢れる歌詞があるのも好きな理由。

ちなみにCOLORSでのパフォーマンスが素晴らしいのでこっち貼っておきます。

 

11曲目

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EDMもできちゃうKENNY BEATSすごい。やっぱ天才。

 

12曲目

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ハードコアパンクだってできちゃう。

 

13曲目

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UKパンクのプロデュースだってやっちゃう。

MVが独特のゆるさでクセになるのでMVもオススメです。

IDLESのファンでもあるKENNY、マーチを自身のThe Caveのエピソードで着て、

”Shout Out To IDLES"とラブコール。

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(ちなみにこのエピソード、Omarの歌が素晴らしすぎるのでぜひ見て欲しい・・・!)

 

14曲目

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LIVEバージョンも良いのでこっち貼っておきます。

本当にKENNY BEATSの手がける曲の幅の広さったら・・・ジャンル全く問わない感じ・・・天才ですね(何度目)。

(ちょっとEDMっぽいテイストを感じるのは私だけかな?)

 

15曲目

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KENNY BEATSきっかけでslowthaiを知って好きになった曲。

好きな音楽プロデューサーがいると聴く音楽の幅も広がるし、たくさんのアーティストを知るきっかけになるから本当にKENNY BEATSには感謝しかない・・・。

 

16曲目

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イントロの感じが超KENNY BEATSっぽいなーと思った曲。

17歳の新星とタッグを組んだ本曲、新しい才能とどんどん仕事する感じも名プロデューサー感ビンビンです。

 

17曲目

youtu.be

オルタナっぽいヒップホップ って言うんでしょうか、こういうエモい系のヒップホップやらせたら右に出るものはいないんじゃないんでしょうか・・・。ハードコアなラップもエモエモなラップにも合わせられるビートを作ってプロデュースするKENNY BEATS天才すぎる(しつこい)。

 

18曲目

youtu.be

このエピソードを見たとき、デンゼルとSlowthaiのコラボあるぞ(このエピソードの後にこコラボ済み)・・・と思っていたのですが、これにKENNY BEATSが加わればもっと最強なコラボが爆誕するのでは・・・と睨んでたんです。

 

はい、来ました。

KENNY BEATSプロデュース、Slowthai、Dominic Fike、Denzel Curry。

間違いないと思いながら聴いたら、間違いなかったです。

夢コラボ。KENNY BEATSありがとう

youtu.be

 

19曲目

youtu.be

ブログ主のおばはんが、KENNY BEATSが手がけた曲の中で一番好き。

最高のコラボ。こういうコラボを生み出してくれるの本当に聴いてて幸せになります。

 

20曲目

ブログ主のおばはんがKENNY BEATSを知ったきっかけとなった曲。

この曲をきっかけにKENNY BEATSが手がけた曲を調べ始め、その魅力にどハマりしたのです・・・。

(ちなみにこのMVでしっかり演技してるのも好き。あと、MVに何気にホールジーが出てて豪華。)

youtu.be

 

21曲目

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この曲すごく良いのに、再生回数もそんなに伸びてない・・・なぜ・・・隠れた名曲ってことでチョイスさせていただきました。

 

22曲目

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BENEEもKENNY BEATSきっかけで知ったんです。知らないアーティストを聴くきっかけになるし、"Whoa KENNY!"が聴こえると安心感ある。安心のブランドみたいなもんですね。

 

23曲目

youtu.be

ブログ主のおばさんが大好きなDev Never。KENNYとのコラボなんて、ありがとうありがとうありがとうしかありません。最高です。

あと、MVでKENNYがガッツリ演技してるのがツボ。MV出るの好きなんちゃうか?ねえ。

 

24曲目

youtu.be

人生で聴いた曲の中でも10本の指に入るくらいブログ主のおばはんが大好きな本曲。

(今回、KENNY BEATSの曲をディグってて、本曲がKENNY BEATSプロデュース曲だって初めて知りました。さらに好きになりました。最高。)

Omar Apolloが初めて全詞スペイン語で作った曲でもあり、兄弟の結婚式で地元に戻った時に出来た曲とのこと。

Omarはインタビューで

「LAに戻ってから、KENNY BEATSにこの曲を持っていったんだ。この曲は、同じ感情のサイクルを繰り返したくないということと、そのサイクルから抜け出せないということを歌っているんだ。恋愛のサイクルの中に入ったり、出たりすることをね。」と語っていて、悪い恋愛から抜け出せない曲なのかしら・・・と聴くたびに思いを巡らせつつ、アーティストの初めてのチャレンジもサポートするKENNY、良い仕事してんな〜と改めて思うのです。

 

好きすぎるので頑張って和訳してみました。

(英語ほどスペイン語は得意じゃないので意訳含みます・・・ご了承を・・・)

 

[Chorus]
Y no puedo amarte
De vuelta

(もう君を愛することはできないんだ)
Me besas
Con fuerza

(僕に強くキスをして)
No me sueltas

(僕を離さないんだ)
Acábame
La tristeza

(この恋を僕の悲しみで終わらせるんだ)

 

[Chorus]
Y no puedo amarte
De vuelta

(もう君を愛することはできないんだ)
Me besas
Con fuerza

(僕に強くキスをして)
No me sueltas

(僕を離さないんだ)
Acábame
La tristeza

(この恋を僕の悲しみで終わらせるんだ)


[Verse 1]
No puedo
Con este dolor, dolor

(この痛みに耐えられないんだ、この痛みに)
Y ya acabe contigo, contigo

(君とはもう終わっているんだ)
Tu negaste tanto amor, amor

(君は僕の愛をたくさん拒否してきたんだ)
Me dejaste frío, frío

(僕に冷たくして、冷たくして)

 

[Pre-Chrous]
Y cada vez que te veo en la calle

(君を通りで見かけるたびに)
Que me va todo bien y tú sabes

(全てがうまくいっていて、君も知ってるんだ)
Te la pasas llamando a mis padres

(君が去って、僕の両親を呼んで)
¿Que no ves que no somos iguales?

(僕らが同じじゃないってなんでわからないんだ?)

Y cada vez que te veo en la calle

(君を通りで見かけるたびに)
Que me va todo bien y tú sabes

(全てがうまくいっていて、君も知ってるんだ)
Te la pasas llamando a mis padres

(君が去って、僕の両親を呼んで)
¿Que no ves que no somos iguales?

(僕らが同じじゃないってなんでわからないんだ?)

 

 

[Chorus]
Y no puedo amarte
De vuelta

(もう君を愛することはできないんだ)
Me besas
Con fuerza

(僕に強くキスをして)
No me sueltas

(僕を離さないんだ)
Acábame
La tristeza

(この恋を僕の悲しみで終わらせるんだ)

 

[Chorus]
Y no puedo amarte
De vuelta

(もう君を愛することはできないんだ)
Me besas
Con fuerza

(僕に強くキスをして)
No me sueltas

(僕を離さないんだ)
Acábame
La tristeza

(この恋を僕の悲しみで終わらせるんだ)

 

[Post-Chorus]
Y cada vez que te veo en la calle

(君を通りで見かけるたびに)

(De vuelta; Me besas)

(戻って、キスをして)
Te la pasas llamando a mis padres

(君が去って、僕の両親を呼んで)
(Acábame; la tristeza)

(終わらせてくれ、悲しみで)

Y cada vez que te veo en la calle

(君を通りで見かけるたびに)

(De vuelta; Me besas)

(戻って、キスをして)

 

25曲目

youtu.be

Nectarからの一曲。

The CaveにJojiさんが出演してるのを見て、これはアルバムでKENNY BEATSコラボかプロデュースあるぞ・・・と思っていたので(The Caveに出るとコラボがあるのは大体通例)、インスタのストーリーでKENNY BEATSプロデュースと知り、納得そして、やっぱりこういうエモエモなオルタナ系の曲をプロデュースさせたらKENNY BEATSの右に出るものはいないんじゃないか・・・。

最初KENNY BEATSを知ったときはヒップホップのプロデューサーって認識だったのですが、オルタナ系やらせても最高じゃん・・・って2020年あたりから思い出したのです・・・。

 

そんなKENNY BEATSオタクの私が選ぶ最後の一曲はコレ。

youtu.be

Dominic Fikeのアルバム"WHAT COULD POSSIBLY GO WRONG"の最後を締めくくった本曲。

アルバムを聴いた後に、なんちゅうエモい気分にさせてくる曲や・・・と思い調べたらKENNY BEATSプロデュースで納得。さすがっす。

プロデューサーとしても、トラックメイカーとしても最高のKENNY BEATS。

 

Twitterで「Mr.Hollywood聴いた後にFloridaを聴くとめっちゃエモくなる・・・なんでKENNY BEATSのプロデュース曲はエモくさせてくるんだよ・・・」と呟いたら、

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ご本人にイイねされました。嬉しかったです。このスクショは宝物です。


ちなみに最後にKENNY BEATS豆知識を。

めっちゃ背が高いんです。

6.7フィート、なんと2メートル越え。

むっちゃでけえ。

Dev NeverのMVで見て、KENNYデカない?と調べたら2メートルって出てきておったまげました。

 

長々と書きましたが、今回もお付き合いいただきありがとうございました!!!

 

【厳選】KENNY  BEATSという鬼ダサタイトルのプレイリスト作ったので貼っておきますね。

 

 

 

あと、KENNY BEATSのチャンネルで上がっているこの動画シリーズがすごく心地よくて、BGMにもぴったりなので貼っておきます。

制作過程が淡々と見れる良い映像です。

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日本のみんなが知るべきThundercatの10のこと

 

どうもブログ主のおばはんです。

Jojiさんが消息を絶ち早数ヶ月・・・

その間に私はThundercatお兄さんにハマっていました。

超絶技巧のベーシスト、という印象が強く、シンガーとしてのThundercatに注目してなかったんですが、友人から「Jojiばっかり聴いてないで、他のも聴け」と勧められた、最新アルバムを遅ればせながらも聴いてその良さに開眼し、私の新たな推しはThundercatお兄さんになりました。

 

日本への愛が溢れるThundercat、この記事を読み終えた頃にはみんなThundercatのファンになってしまうように、その魅力を余すことなく伝えていきたいと思います・・・!

 

基本情報 (wikipediaより)

ステファン・ブルーナ(Stephen Bruner1984年10月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身のベーシスト音楽プロデューサー、及びボーカリスト[1]サンダーキャットThundercat)名義でのソロ活動のほか、フライング・ロータススイサイダル・テンデンシーズケンドリック・ラマーの作品への参加等で知られている。

 

1.Thundercatと呼ばれるようになったきっかけ

サンダーキャットという芸名の名付け親(Thunderacatという呼び名を広めた)のはエリカ・バドゥで、理由はThundercatsが大好きでいつもThundercatsのTシャツを着ていたから。

(実はエリカ・バドゥを付き合っていたことをGrey Areaのエピソードでしれっと告白しています。今はとても仲の良い、親友とのこと。)

Grey Areaのエピソードはコレ↓

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そして名前の由来となったThundercatsに提供した楽曲があまりにも素晴らしいので、ぜひみていただきたい・・・!

(厳密に言うと、元々日本で制作されていたThundercatsを元にカートゥーンネットワークスが作成したThundercats Roarへの楽曲提供となります・・・)

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世界観とThundercatの歌声が素晴らしくマッチしていて、ずっと聞いてられる・・・!

 

2.とにかく日本、東京が好き。

 
 
 
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東京にいる時、本当に楽しそう。

 
 
 
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真面目で練習熱心な努力の鬼ベーシストでもあるThundercat、日本にいる時だけはベースの練習をしないようにしてリラックスしたり、大好きな日本をエンジョイしているらしい...どんだけ東京すきなの...!

東京が好きすぎてTokyoっていう曲まで書いちゃってます。

youtu.be

3.とにかくアニメ、漫画が好き

ニート東京のインタビューによると北斗の拳が好きとのこと。

youtu.be

ニート東京の動画は字幕オンにすると日本字幕が出るのでぜひ観ていただきたい・・・!)

 

ちなみに、もっともUnderratedな(正当な評価がされていない)漫画はベルセルクだとHot Onesで語っています。

youtu.be

若い頃からベーシストとして活躍していたため、唯一やったベーシスト以外の仕事は本屋さんでのバイトだそう。

生粋の漫画好き、アニメ好きとして知られ、いろんなインタビューで漫画やアニメについて語っているけど、語っている時の顔が本当に楽しそうで和みます。

ちなみに自粛期間中は犬夜叉エヴァを見続けていたとのこと。

 

4.日本愛溢れるタトゥー

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漢字、北斗の拳、アキラ、ゼニガメドラゴンボール・・・日本のアニメ愛が溢れ出ちゃってる・・・!

 

5.日本愛溢れるファッションセンス

この組み合わせ、Thundercatじゃないと許されないよ・・・!

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キティちゃんのスウェットをこんな風に着こなせる人が未だかつていただろうか・・・?

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ピカチュウをこんなにつけてもおしゃれ・・・!

 
 
 
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2枚目のピカチュウまみれThundercatかわいい。

 
 
 
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綾波のヘッドセット着けて許される30代男性なんていませんよ・・・!

 

タワレコでのインタビューで名札付きのエプロンつけてるのむっちゃかわいいから見てください・・・!

インタビューはこちら↓

mikiki.tokyo.jp

6.減量でイケメンに

(イケメンか否かはさておき、ダイエットで印象がすっかり昔と変わりました、痩せて垢抜けた、とも言える。)

食生活をビーガンにして、ボクシングを始めたことでスッキリとしたとのこと・・・

(ちなみに50キロ痩せたそう。)

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3年前の映像。かなり違う・・・私のThundercatの印象はこれで止まってたので、痩せた姿を見て、え・・・痩せたらイケメンじゃん?と思ってしまったのです・・・。

 

7.とにかく良い人

ビーガンの人に吉野家を食べさせるなんて・・・とドン引きしましたが、嫌な顔せず紳士に対応するThundercat。コメント欄もThundercat良い人すぎるだろってコメントで溢れてる。

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そしてコメントにもあったけど、箸の使い方がめちゃくちゃ上手だし、紅ショウガの出し方、七味のかけ方の所作が完璧。ビーガンになる前は本当に吉野家好きだったんだろうなあっていうのが伺えます。そして良い人すぎ。不機嫌な顔しても良いレベルなのに、Thundercatが良い人でよかったね・・・相手がThundercatじゃなかったらマジで事故って炎上する案件よ、マジ。

 

8.マック・ミラーへの愛

亡きマック・ミラーととても仲良しだったThundercat。

マック・ミラーを失ったことは、精神的にも身体的にも辛い経験だったとのこと。トラウマになるほどの出来事で、最後にマックと電話で話した時に「おやすみ」と言って電話を切ったことを今だに悔やんでいるそう。どれだけマックのことを愛しているかと伝えればよかったと悔やんでも悔やみきれないとのこと。

マックの死という出来事が、最新アルバムであるit is what it isのアートワークに反映されており、アルバムを通じてマックにさよなら、と少し言えた気がするとインタビューで語っています。

そして涙なしに見れない、Tiny Desk Concertでのマック・ミラーのパフォーマンス。

マックにこのパフォーマンスでベースを弾いてほしい、君がこの場にいないとダメなんだと頼まれ、ヨーロッパツアー中だったために一度は断ったものの、実際にいくつかのツアーをキャンセルしてマックのパフォーマンスに参加したという裏話を聞くと、もう号泣で画面が見れません。

どこかお兄さんのようでもあり、お父さんのようでもある、ベースを弾いているその姿からThundercatのマックへの愛が溢れているのを感じて、もう涙が止まりません。

youtu.be

 9.日本人女性にモテない(本人談)

KENNY BEATSのThe Caveのエピソードで「なんで日本人女性は僕が嫌いなんだ・・・」とぼやいているThundercat・・・ここにいるよ!そしてどんどん好きな人はこれからも増えるはず・・・!

このエピソードの見所は

エナジードリンクをガバガバ飲んでKENNYに度々注意される

北斗の拳のスカジャンを着ている

・パンツがピチピチなのをKENNYに突っ込まれる

です。

KENNYとThundercatは仲がいいから、早くコラボの曲が聴きたい・・・と願っているおばさんです。

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10.ドラゴンボールへの深い愛

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すでに説明不要の大ヒット曲。

Duragっていうのは、帽子の下にかぶったり、単体でかぶったりする薄手の布?帽子のようなもの。このMVでThundercatはなぜかドラゴンボール柄のDuragを拾い(?)着けるというシーンが。

 

MVはホームビデオ風?のゆる〜い仕上がりですが、ハイムやカリ・ウチスなどの売れっ子もしれっと出演している豪華なMV。(ディレクションはThundercatの親友のZack Fox。豪華。)

とにかく素敵な曲なので、私なりの和訳を置いておきますね。

 

[Verse 1]
I feel kinda fly standin' next to you

君の横にいるとぶっ飛んでいってしまいそうな気がするんだよ

Baby girl, how do I look in my durag?

ベイビーガール、僕のDuragは僕に似合ってるかな
Would you tell me the truth?

本当のことを言ってくれないかな

Stay with me and love me through the night, endlessly

僕と一緒にいて、僕を一晩中愛してよ、永遠に
I'ma keep on all my chains when I'm makin' love to you

君と愛し合うときも、僕のチェーンはつけたままにしておくよ
Hold me close and let me squeeze you tight through the night

僕を抱きしめて、君を一晩中ギュッと抱きしめさせてよ

Baby girl, how do I look in my durag?

ベイビーガール、僕のDuragは僕に似合ってるかな
Would you tell me the truth?

本当のことを言ってくれないかな

[Verse 2]

Do you like my new whip?

僕の新しい車は気に入ったかな?
Watch me go zoom,zoom?

僕がZoom,Zoomと走っていくのを見てくれよ

(※このzoom,zoomはマツダのCMから来ているのではないか・・・という説)

Baby girl, how do I look in my durag?

ベイビーガール、僕のDuragは僕に似合ってるかな
Would you tell me the truth (Lie to me?)

本当のことを言ってくれないかな(僕に嘘ついてる?)

Stay with me and love me through the night, endlessly

僕と一緒にいて、僕を一晩中愛してよ、永遠に

I just wanna know how you feel

ただ君がどんな気持ちなのか知りたいだけなんだ
Tell me, am I doin' it right?

教えてよ、僕はちゃんとできてるかな


[Verse 3]
I may be covered in cat hair, but I still smell good

僕は猫の毛まみれだけど、いい匂いはするよ
Baby, let me know, how do I look in my durag?

ベイビー、教えてよ、僕のDuragは僕に似合ってるかな?
Don't lie to me, let me rock you all night long

嘘をつかないでよ、君を一晩中釘付けにしたいんだ
I'm tryna impress you, girl

ガール、君の印象に残りたいんだ
Let me know, how do I look in my durag?

教えてよ、僕のDuragは僕に似合っているかな?
I'm tryna get intimate

君と深い仲になりたいんだ
Let me love you like you never been before, baby (Ah, ah)

君が今まで経験したことがないくらい君を愛したいんだ
(Ah, ah, ooh-ooh)

 

[Verse 4]

You don't have to like my video games or my comic books

僕のビデオゲームや漫画を好きになる必要はないんだ

But, baby girl, how do I look in my durag?

でも、ベイビーガール、僕のDuragは僕に似合っているかな?

Did I tie it right?

いい感じに結べてるかな?
Did you wear that dress just for me?

君はそのドレスを僕のためだけに着てくれたのかな?
'Cause I'm tryna smash

なぜなら君を抱きたいんだよ
Baby girl, I'ma smash in my durag

ベイビーガール、僕はDuragをつけたまま君を抱くよ
'Cause it's only right

だって、それは当然のことだからさ

[Verse 5]
Do you like the way my ice drips in the light?

君は僕のダイヤがキラキラしているのは好きかな?
Baby girl, do you like me in my durag?

ベイビーガール、僕のDurag姿は好きかな?
Let me know

教えてよ
Would you let me know?

教えてくれないかな?
Let me know, girl

教えてよ、お願いだから
Let's make love until we fall asleep

眠りにつくまで愛しあおうよ
I like the way you feel next to me

君がそばにいる、その感じ方が好きなんだよ
Baby, you look so good in this moonlight

ベイビー、月明かりに照らされた君はすごく綺麗だよ
Stay with me and love me through the night, baby

僕と一緒にいて、一晩中僕を愛してよ、ベイビー
Let's make love until we fall asleep

眠りにつくまで愛し合おうよ

 

MVのゆるーい感じとは違うセクシーな歌詞。

最高です。

 

Jimmy Kimmel Liveでのパフォーマンスも素晴らしいので置いておきますね。

youtu.be

 

そんなこんなで、しっとりおばさんの最近の推しの話でした。

 

tmrwMagazineでのインタビューを和訳

 

Jojiさんの顔がほぼ隠れている・・・!という衝撃的なルックで表紙を飾った雑誌のインタビューがインターネットにアップされているのを遅ればせながら気づいたので、頑張って和訳してみました。(かなり難しかったので意訳も一部あります。ご了承ください。)

(原文は以下リンクより)

https://www.tmrwmagazine.com/features/music/joji-turning-emotions-into-music

(以下、和訳)

Jojiの細部へのこだわりが、このことを放っておけなかった。

彼はアリが至る所にいるAirbnbに泊まっていて、そのアリがやってきた元の場所であるコンセントの穴にパン粉を運び入れるための列を丹念に作っているのを見つめていた。

時間がとてもかかること。努力が必要なこと。それにJojiは感銘を受けたのだ。

しかし最終的に彼は仕方なく、"Raid=殺虫剤"を買ったのだ。

新しい武器を持って戻った時にはアリは消えていて、アリが努力して作った列を彼はあちこち探し回ったが、彼が冷凍庫のドアを開けてそれを見つけるまでは、アリはどこかに消えてしまっていたように思えた。

「結局、彼らは僕のベン&ジェリーズを欲しがっていたんだよ 」と、27歳の多才なミュージシャンはそう語る。「彼らは自殺行為に及んでいて、袋を取ろうとして冷凍庫の中で全員死んでしまったんだ。僕は凍って死んだ蟻の一握りを冷凍庫からすくい上げたんだ。挽いたコーヒー豆の山のようなアリの死体をね。冗談のように、僕は言い続けたんだ、その甘い甘い、甘い蜜のために何をするだろうか?でも、その次に僕は気づいて、みんなに言い続けたんだ。あなたにとっての蜜とは何か、その蜜のために望んで何をするのか?ってね。」

 

Jojiは前段のアリの同居人の話のように、ニュアンスを大切にしている。

彼自身のアートに彼のニュアンスのすべてを注ぎ込むこと、それは彼が残りの人生をレッセフェール的(自由主義的)な態度をもって彼のアートにアプローチできるように彼を解放するのだ。

彼はお茶目であり、気まぐれであり、予測不能な魅力がある。しかし、88risingからリリースされた2枚目のアルバム『Nectar』では、彼の内省的な面から、厳しくてより現実的な(実存的な)人生の問いに向き合っている。

 

本名をGeroge MillerというJojiは、常に小さな写真フレームを持ち歩いている。

中の写真は時折変わる。

2019年の2月のGQでのインタビューでは、ラッパーのBluefaceをフレームの中に入れていた。今回のインタビュー時では、ロサンゼルス・レイカーズのアレックス・カルーソだった。「彼には健康でいてほしいんだ」と彼は言った。過去にはBon Iver(米ウィスコンシン州出身のシンガーソングライター=ジャスティン・ヴァーノンのソロプロジェクト)、Lil Pump(ラッパー)や RadioheadのThom Yorkeなどがこの写真フレームの治療を受けてきた。

 

「他の人に、僕の人生においてすごく重要な人々であると説明するためにストックしていた中年の人たちの画像をただランダムに印刷したことから、ジョークとして始まったんだ。」とJojiは説明する。「写真フレームを取り出して友達の前において、そのフレームに入れた50歳のエクアドル人の男性の写真を見せて、さも彼を恋しく思っているかのようにため息をついたら、そのジョークがマジでウケたんだよ。あと、僕はこれが魔法の額縁だと思ってるんだ。この額縁に入ったアーティストはみんな、数ヶ月後にはスーパープラチナムヒットになるんだ。今度は自分の写真を入れてみようかな(笑)。」

 

7月9日にJojiのシングル "SLOW DANCING IN THE DARK "がプラチナムヒットを記録した。2018年のデビューアルバム『BALLADS 1』の2曲目に収録されている同曲は、3月27日に2度のマルチプラチナを達成したのだ(RIAA調べ)。この日豪ハーフのアーティストは、ビルボードチャートのTOP200において3位を記録した『BALLADS 1』によって、アジア出身のアーティストとして初めてビルボードR&B/ヒップホップ・アルバム・チャートのトップに立った人物となった。

言い換えると、次に小さな写真フレームの中に入る栄誉を受ける人物は、実際にそのマジックを必要としている人でなければならないのかもしれない。

 

BALLADS 1からNectarまでの間の成長をファンにはどう見えるだろうかと聞かれたJojiは、はにかみながらも「3インチ」と答えた。

各アルバムの作曲について聞かれると、

「個人的な意見としては、アプローチの仕方はほぼ同じだと思う」と言い、こう続けた。「時間の管理ができたことが良かったかな。唯一の明確な違いは、今は時々、自分自身を休ませることに価値があると思うようになったことだね。なぜなら、よりクリエイティブなアイディアは最終的に閃くんだよ。物事が早く進みすぎると、行き詰ったり、便秘になったりすることがあるからね。」

また彼はJojiとしての進化がー特にNectarの作成における期間についてーGeorge Millerに洞察力を与えたことについても認めている。

 

「自分でも気づいていなかったポテンシャルが少しだけだけど、確実に現れてきたんだよ。」と彼は言う、「Nectarの制作期間における進化は僕をより良いリーダーにしてくれたし、人生において大事なことをとても明らかにしてくれたんだ。24時間ずっと窓のないスタジオにいて、ミーティングをしていることが、自分がどれだけ自然に依存しているかってことに気づかせてくれたんだ。自然と共にいるか、近くに野性を感じられないと、正気じゃなくてイカれちまうってことにね。」

 

"Gimme Love "のミュージックビデオでそれは明確に現れている。"Gimme Love "は、JojiがNectarのリリースを発表した日と同じ4月16日にリリースされ、"Sanctuary"(2019年6月14日)と "Run"(2020年2月6日)と共にアルバムの先行シングルとしてリリースされた。

JojiとAndrew Donohoが監督を務めた"Gimme Love"のビジュアルでは、Jojiはオフィスの環境に閉じ込められた、神経質な科学者を演じている。彼は必死に出世を目指し、 “Gimme, gimme love, gimme, gimme love (Oh),” とコーラスのピークで、熱狂的なビートに乗せてそう歌うのだ。"When I'm gone, when I'm gone. "と突然に、そして同時にシームレスに、アップビートなポップスから哀愁を帯びたバラードへと変化していくのだ。並列されたその2つのペースは、その作り手を反映しているかのように思える。

 

「僕の直感かな 。」と彼は言い、なぜ彼が2つの曲を1つのトラックに詰め込んだかを説明した。「その方法でレイアウトされていることが必要だったんだ。僕はアップビートな曲を作るのが好きだし、その全く正反対の曲を作るのも好きなんだ。サウンドと同じくらいダサいもの、"リアルに聴く"という体験を取り込んだ曲だったんだよ。一昔前は、曲はもっと長かったし、誰もがその曲の”好きなところ”があってーそういう今では流行ってないものがあったよね。そういう懐かしさを取り入れたいと思ったんだ。」

 

Gimme Loveのビデオの最後で、彼は宇宙飛行士を演じている。オーケストラが鳴り響く中、彼は宇宙へと飛び立つのだ。"Caught in a river of records and dreams(記憶と夢の川に捕らわれて) "と歌い、孤独の中へと上昇していく彼を微笑ませるのだ。"Oh, you will keep up with me? (君はついてきてくれるのかな)/Everyone’s looking for someone to hold (

誰もが抱きしめる誰かを探している ) / But I can’t let you go(でも君を放すことはできない)"と。

 

「語り手は、恋人や、または受け取る側がそれらのことを忘れ、時間が経つにつれて必然的に忘れていってしまう記憶の流れの中で、さらに洗い流されて記憶を失ってしまうことを予期しているんだよ。 」とアウトロ(楽曲の終わりの部分)について彼は言う。「人の顔を想像しにくくなって、声の記憶は時間の経過とともに歪んでいくんだ。語り手は、時間のそういった短所を認めながらも、少なくとも結局は、決して忘れることはないと約束しているんだ。」

しかし、もっと大きなメッセージがそこに込められている。

 

"CERTAIN EMOTIONS THAT ARE NEARLY IMPOSSIBLE TO PUT INTO WORDS CAN BE TEASED OUT VIA SOUND"

"言葉にすることが不可能に近い感情は、音を通じて引き出すことができるんだ"

 

「誰かが『The Office』のエピソードでこんなことを言っていたんだ、『後から気づくのではなくて、古き良き時代に生きていることをその時に知ることができれば良いのに』みたいな、そんな感じのことを言っていたんだよ。」と彼は言う。「物事が早く過ぎ去ったり、急かされていると(今の世界において)、僕たちは大切なことを見失って、単純に他のことを楽しむことを忘れてしまう。そして、ライフワークであるかもしれないものを完遂させたとしても、そこに至るまでに何を犠牲にしてきたかを知るとそれらの瞬間は何も意味のないものに思えるかもしれない。先見の明があるように思えることが、時には自分にとって大きなダメージを与える悪魔にもなり得るんだよ。60歳を過ぎた人が時間に関する多くのことに後悔しているのを目にすると、すでに過ぎ去ったことを後悔することで人生を終えることにならないように願うだけだよ。」

 

The Office”のシリーズの最後で エド・ヘルムス演じるアンディ・バーナードが『君が実際に去っていく前に、君が古き良き時代にいたことを知る方法があればいいのにと思うんだ。誰かそのことを歌った曲を作ってくれないかな。』と切実に語っているのだ。

(実際のシーンの抜粋)

Jojiは、当然のことのように、注目していたのである。

Jojiの内なる部分に入り込むことは難しいが、人に委ねると彼が選んだ壁には丁寧に対応している。

オーストラリア人とのハーフであることよりも、日本人とのハーフであることの方が注目されていることをどう思っているかについての質問には、彼は敬意を持って断っている。彼は自分のルーツがどのように彼の音楽的な方向性に影響を与えているのかについては、答えを持っていない。

もしJojiの音楽において芸術的な面を明らかにしていなければ、この境界線(壁)はもっと大きな謎になっていただろう。彼を知ることはできるが、それは音楽を通じてでなければならない。彼は、彼のコードを解読するための道具を与えることにとても慎重であり、音楽は彼が表現したり、処理したりするのに苦労するようなことの手助けとなっているのは確かである。

 

「言葉にすることが不可能に近い感情は、音を通じて引き出すことができるんだ。」と彼は言う。「僕は自分の考えを言葉にすることに苦労してきたけど、個人的に自分が聴きたい何か(音楽)を完全にコントロールできるようになってからは、気持ちが確かに楽になったんだ。」

 

Jojiは 「ハッピーな音楽 」や 「気分を上げたいムードの音楽」 を好んで聴くが、彼自身はダークで、挑発的な音楽を作る傾向があるという。

”In Tongues“は、2017年11月にJojiとして初のプロジェクトとしてリリースされた。メランコリーなリードトラック”Will He”は彼のキャリアの躍進に火をつけた。5,370万回再生されている、そのミュージックビデオでは、Jojiが自分の血で満たされたバスタブに浸かっている姿が描かれている。「これは、さまざまな解釈ができるダークミステリーなんだ。」とJojiはプレスリリースで "Will He "について語っている。「この曲は、誰かを失うことについて歌った古き良きバラードなんだけど、誰かを失うことに少しクレイジーになっているということを除いては、誰にとっても意味のある曲だと思う。もしお互いがクレイジーになっていたとしてもね(笑)。どれだけ害のある関係性だったってことに正直になることは大事なんだ。」

同じようなテーマの雰囲気をもった、EPに収録されている他の5曲は"Pills"、"Demons"、"Window"、"Bitter Fuck"、"worldstar money (interlude) "というタイトルが付けられてる。

Jojiがそういった切ない情景を反映させ続けているのが、"SLOW DANCING IN THE DARK "を筆頭とした アルバムの"BALLADS 1 "である。映画のような世界観で描かれた"SLOW DANCING IN THE DARK"のミュージックビデオでは、白のスーツに黒の蝶ネクタイのボロボロの姿のJojiが現われる。彼が身体的に傷ついているのは明らかで、タバコを吸いながら雨の中をウロウロし、その背中は矢で撃たれており、スーツは次第に白から赤へと変化していく。

作品作りの過程で彼が大切にしているものの破片の全てが1つになるのだ。彼が曲作りをする際にはインストゥルメンタルから始めるが、「映像としてのポテンシャル」が見えてこない限り、作品作りの進捗が進まないのだという。

 

Jojiが"SLOW DANCING IN THE DARK"を通して成し遂げたことが、"Gimme Love"や"Run"、そしてNectar全体の礎となった。

 

「ダークなものに傾倒するつもりはないんだけど」と彼は言い、こう続けた。「みんながダークなものに共感してくれているように見えるから、だから、ただ、ファンに共感してもらえるものを届けたいだけなんだ。」

 

ファンと繋がりたいという気持ちが彼も人間としてあるようだが、彼はファンに手を差し伸べる時にはかなり意識しているようだ。

 

Jojiは現代社会において、どれだけの刺激が(あるいは「どれだけの数の刺激」が)存在しているか(存在するか)ということに頭を悩ませている。

そこには、多すぎるほどある、と彼は言う。

「自分の身の回りにある"刺激"は、少なくとも僕を導いてくれるものであったり、何か将来に役立つものであったり、インスピレーションの元になったり、単純に僕の知識を広げてくれるものになるかもしれない」と彼は言い、「時間を無駄にしていないことを確認するためには何でもいいんだ。無駄にした時間を楽しんだのであれば、実際には無駄にはなっていないから、僕の言葉を鵜呑みにしないでほしいんだ。」

 

Jojiは質素な人物である。16歳の時に初めて買った本物のマイクであるC-1Uを今でも大事にしている。ケースを買うことはなく、Tシャツに包んでいつもどこにでも持ち歩いている。いつも身の回りに置いていて、気が向いた時にいつでも録音できるようにしている。彼がヴィンテージのMP3プレイヤーを持っている理由については、「もしあなたの曲がもっとも安いMP3のプレイヤーで良く聴こえるのであれば、少なくともどんなMP3プレイヤーでも良く聴こえるからね。」とニューヨーク・マガジンのインタビューで答えている。

 

そうやって彼は、技術という面に立ち返り、大事にしているのである。

 

Jojiにとっての”Nectar(蜜)"とは何なのだろうか?その蜜のためには彼は何を望んでやるのだろうか。その答えはアルバムのトラックリストの中に深く埋められ、隠されているのかもしれない。もしくは彼さえもまだ知らないのかもしれない。いずれにしても、彼は明らかにすることはないだろう。

 

 

「僕はここでちょっとしたクソみたいなこと(※音楽やプロジェクトのことを指していると推測)、あっちでもちょっとしたクソみたいなことをやるんだ。」と彼は言った。「そのクソみたいなことのクオリティは別の話なんだ。次にどんなことをやるかなんてまだわからないし、

もしかしたら、大きなクソみたいなことにすでに着手しているかもしれない。僕はただ、機会を作り出すことにワクワクしているんだ。僕は何か驚くようなことや、先人が残したものに関連するものを追いかけたりはしないんだ。僕は前に進んでいて、僕が聞きたいもの、観たいもの、使いたいもの、味わいたいものを、自分の才能のフィールドの中でリスペクトを持って創り出しているんだ。」

 

その言葉はシンプルで、そしてニュアンスがあって、それ以上に思えた。

(終)

33歳おばさんの音楽遍歴

 

どうも、ブログのネタが無いのでまた個人的な内容のブログですみません。

 

現在33歳、独身、昭和62年生まれ、帰国子女(身バレ確実のため言えないくらいレアな...ほとんど日本人がいなかった国とアメリカで育った)おばさんの音楽遍歴です。

 

【音楽への目覚め〜記憶がある6歳から10歳くらいまでの早熟期〜】

一番古い、というか衝撃を受けた記憶にある曲は

Naughty By Nature のHIP HOP HOORAY 。

 

友達の家に行った時にお兄ちゃんがかけてて、衝撃を受けた曲です。

初めてヒップホップというものに触れた曲でもあり、ただただカッコいい!と感覚的に思って、どハマりしました。友達の家に行くたびに友達のお兄ちゃんにかけてくれ、ってねだっていました。

(ちなみに友達はアメリカ人、当時わたしは5歳か6歳、お兄ちゃんがだいぶ年上で、このお兄ちゃんきっかけにたくさんヒップホップを知ることになります。)

 

その次に印象深いのはスヌープドギードッグ兄さんのこの曲。というか、久しぶりに聴いたらコレはDr.Dreの曲にスヌープ兄さんが客演、という曲でした。

今の今まで、スヌープドギードッグ兄さんの曲だったと思ってました。

 

次はコレ。

マーク・ライデンによるジャケットの絵が印象的なアルバムの収録曲。説明は不要ですね。

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(マーク・ライデンをコレきっかけで知り、マーク・ライデンの大ファンです。)

 

どんどんいきましょう。

個人的にはBOYS Ⅱ MENよりJodeciが好きでした。

(個人的には同ジャンルだと思ってる。違うかな?)

Come and Talk to meは彼らの最大のヒット曲にして代表作。最高です。


そして外せないのはコレ。

ミュージックビデオの記憶が非常に強い本曲。

TLCは今も大好きです。

というか、当時5歳か6歳だったおばさん、友達のお兄ちゃんきっかけで聴いた曲ばかりだけど、むちゃくちゃ記憶に残ってるってすごい。

それだけ衝撃的だったってことですね。

 

そして学校のイベント?行事?で歌ったこの曲。

学校のみんなで歌いました。授業の一環だった気がするけど、なんかみんなで一生懸命歌った気がします。実家のどこかにそれを録音したカセットテープが多分残ってる。

 

やっぱりコレも外せない。

やっぱTLC最高。

 

今になって思い返すと、聞いている曲がおませというか早熟ですね。

ちなみに当時はソニーウォークマンでカセットテープを聞くか、友達の家で聞くか、MTVを見るか、その三つしか音楽を聞く方法がなかったんです...今ってすぐに音楽聴けるじゃないですか...ほんとに便利な時代になったもんだ...。

そして、おばさんのおませな、早熟期の集大成とも言えるこの曲。

 

いまだに良く聴き直す名曲。

やっぱり2pacと言えばこれでしょう。

(他にも友達の家や、MTVを通して色々聴いてたと思うんですが思い出せる曲ってこれくらいしか無い...幼いわたしの記憶に深く刻み込まれた、厳選された曲達です...)

 

【悪夢のJ-pop期からのロックへの目覚め〜日本に強制送還されるの巻〜】

それは1997年のこと、住んでいた国の社会情勢が悪化し、父に「ママと2人で日本に帰りなさい」と言われ、突如帰国することになったのです。

当時何故かほとんど日本語は話せないという(おかしなことに父とは英語で話し、母親とは何語で話していたかわからない...)乏すぎる日本語力で日本に帰国したのが全ての悪夢の始まり...でした。

 

見た目完全に日本人(というか日本人)なのに、日本語が話せない子供が兵庫の片田舎の公立の小学校に転校するという悲劇。

とにかくわたしのことを知らない人はいないくらい有名な転校生となり、それはそれは酷いイジメを受け結果、不登校となりました...。

(兵庫県にはJojiさんファンにはお馴染みのカナディアンアカデミーというインターナショナルスクールがあり、私も資料取り寄せたり、学校見学?にも行ったのですが...なぜか親は公立に行かせることを決めたのです...。経済的な問題だったのか、なんだったかのは知りません...当時は毎日アメリカに帰りたいと泣いていました。)

 

日本語があまり上手く無い中、なんとか周りに合わせようと頑張ってCD買って聴いた曲がコレ。

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長細いCD買いました。うん。

JUDY AND MARYの散歩道も、

友達?同級生に貸すために買いました。

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少ないお小遣いで買い、必須に周りに合わせようとしていた自分をハグしてあげたいです...。

良く頑張ったね...

 

そんな周りに合わせることに疲弊していた毎日に衝撃を与えた曲がコレ。

 

ぶっ飛びました。

まじで、これがロックへの目覚めとなった曲と断言しても過言では無いです。

 

当時はスラングが多すぎて意味がほとんどわからなかったんですが、とにかくカッコいいと思ってオフスプのCDを買ってMDに焼いて聴いていました。

MD...懐かしい。最近の若い子は知ってるのかな?

 

エミネムどハマりからのおませなガキンチョがミシェル・ゴンドリーに目覚めるの巻〜急にThe White Stripesとか聴き出すのにリップスライムとかも聴いていた混迷期〜】

相変わらず不登校だったのですが、とにかく時間はたくさんあったので朝から晩までMTVを見ていました。

そんな中で度肝を抜かれたのは

エミネム

リップスライム

ミシェルゴンドリー監督作品のMV

というなんとも無茶苦茶なラインナップ。

 

まずはエミネム。2000年ってエミネムが天下取った年でよくない?ヒップホップ史における桶狭間の戦いって言ってもよくない?桶狭間の戦いが何かよう知らんけど。

そしてD12

 

エミネム、D12、Dr.Dreを聴きまくってました。コツコツ録画して毎日MVを見つつ聞く日々。(とにかく暇だったので好きな曲は全部DVDに録画していました。)

 

そしてMTVを毎日ぼんやり見ていたところ度肝を抜かれたのがコレ。

まじで映像でこんなに衝撃を受けたのは後にも先にもこれ以上のものは無いです。当時中学3年の私には衝撃的なMV。

 

ちなみに、高校の時の夢はミシェルゴンドリーみたいなMVの監督になることでした。

いっぱいありすぎて決めれないのですが、好きなのをいくつか。

 

 

ミシェルゴンドリーのおかげで、聞く曲の幅が広がったと言っても過言ではない。

ミシェルゴンドリーに出会ってなければ、聞く曲の幅が非常に狭い人間になっていたでしょう...

そして、たまにスペースシャワーTVを見ていたのですが、そこで出会ったのがRIP SLYME

邦楽なんて苦手やわ〜と思ってた自分に衝撃を与えた一曲。

適度に力が抜けてるのに、ラップスキルも高い。

初めて好きになった日本のアーティストがリップスライムでした。

もういっちょ好きだった曲を。

しかし、何度かライブに行って満足したのか次第に興味は薄れ...また洋楽に戻るのです...。

 

【混迷期からのロックに完全に目覚めるの巻(ヒップホップも聴きつつ)〜中学3年から高校時代〜】

ミシェルゴンドリーの影響でちょっとおしゃれな曲?も聴くようになった14歳頃に一番ハマったのはThe Strokes

そしてThe Strokesにハマったのちに、転機となる5つのバンドとの出会いがあるのです...

Incubus 

Limp Bizkit

death from above 1979

Kasabian

Hoobastank

とにかく高校時代はこの5つのバンドを聴きまくっていました。

特に夢中になったのはLimp Bizkit.

ファンの間では一番評価の低い(ウェス・ボーランドが脱退していた時期にリリースされたアルバム) "Results May Vary"が一番好きで、そのアルバムツアーの大阪公演に、学校をサボって行ったのが今でも思い出深いライブのひとつです。

(Kasabianはメンバーの脱退で空中分解、death from above 1979は目立った活動なく自然とフェードアウト、と言った具合ですが、この2つのバンドを含め全部LIVEで観れたのは本当に良かったと未だに思うのです。)

そんな各バンドの最も好きな曲を一曲ずつ。

(好きすぎて書ききれないから、一曲ずつ...)

(ブランドンに憧れて、赤い文字のタトゥーを彫ったほどのファンです。)

(MVが見つけられなかったのでLIVE版で)

(サマソニの来日時にミートアンドグリートでサイン貰えて、少し話せたのは良い思い出)

(説明不要。これ初めて聴いた時、かっこよすぎて度肝抜かれました。)

(The Reason と悩んだけどこっちで)

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(実際にもらったサイン達、家のどこかにあるけど引っ張り出すのがめんどいので自分のFBから引っ張り出してきた写真。時代を感じる。)

ロックに完全に目覚めつつも、ベースはヒップホップ好きのため、並行して聴いていた曲を何曲か。

(衝撃度で言うとコレは外せない)

(耳に残る感じではコレに右に出るものなし)

(やっぱりネリー。CD全部買ってた。ネリー大好きだったなあ...)

(やっぱりファレルはカッコいい)

そしてHouston。

初めて、カッコいい...どタイプやって思ったセレブリティーでした。

初めて好きになった芸能人はヒューストンです。

普段はめんどくさいんで加瀬亮って答えてますが。

今見てもほんとにカッコいい...
しかしこの数年後に目ん玉をくり抜いて自殺未遂をはかるんですよね...それをきっかけに表舞台から去ったのですが、そのニュースが衝撃すぎて本当にショックでご飯が食べられなくなりました。

ネット社会は残酷なもので近影をネットで見ましたが...見る影もなく...でも、永遠に好きなアーティストです。キャリアの終え方はあまりにも残念でなりません。

 

【浪人〜大学〜大学中退〜家出まで】

真の暗黒期です。音楽とか聞いてなかった、ほとんど。

ざっくり言うと、大学入学してすぐにセクシュアリティのことがバレて(バイセクシュアルですが、当時はどちらかというとレズビアン寄りでした)、大学で酷くいじめられ、それがきっかけて薬物、アルコール依存になり入院していました。

その時の思い出の曲がこちら。

隣の部屋のイカれちまったジジイがずっと歌ってました。ああ〜高校3年生〜。

薬物はダメ、絶対。

そしてアルコールもほどほどに。

 

社会復帰できてよかった。

(19から23までの記憶はほぼありませんw)

 

【家出し、東京に住んで夜遊びを覚えるの巻。2011〜2015年】

東京に住み、昼間はパチンコ屋でバイトし、夜はキャバクラで働き出したのですが、そのバイト先で出会った親友(現在は看護師)の影響でEDMにハマり、毎晩のようにクラブに行くという、遅れてきた青春を謳歌する日々、その中でDiplo、Fat Boy Slimなどにハマるのです。(でも、実際にはほとんど音楽を聴いていない...。)

って考えると、Diploのファン歴長い...

懐かしいのを置いておきます。

Diplo兄さん若い...

ベタにスティーブ・アオキにハマったり、Marshmelloにハマったりもしました。

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(Marshmelloの初来日LIVE行った時の写真、今じゃ考えられない規模。2016年。)

2年くらいキャバクラ(全然人気のないキャバ嬢だった)とパチンコ屋の掛け持ちバイトをしたのち、ひょんなことからエロ記事(詳しくは言えませんが)のライターになり、夜遊びができなくなったのでEDMを次第に聞かなくなり...社会生活に適応する中でハマったのが...

【他の曲は聴いとられん! The Weekndどハマり期2015〜2018年】

友達に教えてもらったThe House of Balloonsをきっっかけにウィークエンドにどハマりし、それしか聴かない時期が2018年の来日公演まで続くのです...


端的に整理すると

2015年:オーストラリア人の友人にThe House of Balloons をすすめられ、どハマりする。

2016年:恵比寿リキッドルームでのショーケースがキャンセルになり発狂する。実際のスクショ。今見ても発狂する。

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2017年:The Weeknd を軸にいろんなアーティストの曲も聴くようになる。この頃、Keith Apeを通じて88risingの存在を知るも、なぜかJojiさんには辿り着かず。

2018年:待望のウィークエンドの来日ライブに発狂し、4万円のVIP席を購入して4列目で念願の御本人を拝み、完全燃焼する。

(他にチャーリー・プースにもハマるが、バークリー出身の友人にチャーリー・プース聴いてるなんてクソだせえと揶揄され憤慨するも、実際にLIVEに行ってあまりの声の出てなさに嫌いになる、という事件がありました。)

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(りんごミュージックの2018年のリプレイのスクショ。ものの見事にウィークエンドとチャーリー・プース祭り)

【The Weeknd教を脱退のちに、いろんな曲を聴くようになるの巻〜2019年から今に至るまで〜】

2019年:2018年12月のThe WeekndのLIVEで完全燃焼して、他の曲も聴くようになる。

当時一番聴いていたアルバムはコレ。

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(Swae Leeを良く聴いていたのにも関わらず、なぜJojiさんに辿り着かなかったのか謎)

他にはRina Sawayama、Dominic Fike、Isaac Dunbarなどにハマり、聴く曲の幅が広がる。

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実際のスクショ、2018年とえらい違い。

そして、2020年。Jojiさんにハマり今に至るのです...。

本当に振り返ってみるとカオスな音楽遍歴...ようやくJojiさんに出会った2020年ですが、2021年はどんなアーティストにどハマりしたりするのでしょうか...。2021年まだ始まったばかり、ドキドキワクワクです。

 

そんなわたしの2021年にブレイクするアーティスト予想を最後に置いておきますね。

 

Haich Ber Na 

Spill Tab

Kamal

Prado

さて、この予想当たるか否か...年末に答え合わせしましょう!